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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第115話:RUIN STAGE U
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「ふん、自業自得だな。今まで罪なき者を弄んできた貴様には似合いの姿だ」

「シグマ、お前の置かれた状況には同情はする…だが、お前に利用され、死んでいった仲間達の為に俺達はお前を倒す!!」

ルインがイレギュラー化するまで数多くのレプリロイドを利用してきたシグマが今度は利用される立場となってしまったことにシグマは屈辱で顔を歪めながらもエックスとゼロに向き直る。

「……プラズマチャージショット!!」

シグマ「ヘルスパーク!!」

エックスのプラズマチャージショットとシグマのヘルスパークが激突する。

先程のルインの言葉を信じるなら、シグマはあの凄まじい巨体を誇るファイナルシグマWとやらの力は失っているため、今までと違ってこのシグマを倒せば完全にシグマが死ぬと言うことを意味している。

「ぬあああああっ!!!」

しかしそれはシグマにとって後がないと言うこと。

シグマウィルスの支配権をルインに掌握されてしまった今、蘇る術はないと分かっているシグマは今まで何処か余裕があった時とは違い、必死であった。

シグマはウィルスの力を纏った突進を繰り出してくる。

「今までと違って随分余裕がないなシグマ!!三日月斬!!」

衝撃波を纏わせた回転斬りを回避と同時に繰り出すゼロ。

「ぬうう!!」

「喰らえ、ガイアチャージショット!!」

怯んだ隙にエックスはアルティメットアーマーからガイアアーマーに換装し、ガイアチャージショットを連射する。

ガイアアーマーは機動性は歴代のアーマーの中でも低い上に特殊武器を使えないと言う制約があるが、強力なギガアタックと射程が短いとは言えチャージの時間が短く、フルチャージショットが連発出来ると言うデメリットを補って余りある攻撃性能と防御性能を誇る。

「ぬうう!!調子に乗るなエックス!!ヘルブレイド!!」

シグマが放つ大型の衝撃波。

ルインに放った時は一瞬で無力化されてしまったが、今度はエックスに直撃した。

「ぐあっ!ぐっ、まだだあ!!ガイアインパクト!!」

拳にエネルギーをチャージし、それをシグマの腹部に叩き込むエックス。

流石のシグマもガイアアーマーのパワーは耐えられず、勢い良く吹き飛ばされる。

「これで終わると思うな!!ダブルチャージショット!!」

続いてゼロも追撃のダブルチャージショットを放ち、シグマに直撃させる。

「ぐっ…ふ、ふふふ…流石は最強のイレギュラーハンター達だ。如何にこの私と言えど命を懸けねば勝利は覚束ぬか」

「シグマ、今度こそケリを着けてやるぞ!!シグマウィルスによる不死性とガンマとやらの力を持ったあの姿を失った今の貴様を倒せば…!!今度こそ終わりだ!!」

「貴様ら如きが私に勝てると思って
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