第五十一話 お餅つきその一
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第五十一話 お餅つき
私と妹達は信者のご夫婦に大教会に連れて行ってもらいました、神戸から八尾までは結構な距離がありますが。
「高速だと結構速いわね」
「そうよね」
妹達は大教会に着いて二人でお話しました。
「本当にね」
「すぐだったわね」
「そうなのよね、遠い様でね」
それがです、私も思うことでした。
「あっという間なのよね」
「八尾って大阪の東の方なのに」
「高速だと本当にそうよね」
「ええ、それでね」
私は車から降りながら妹達にこうも言いました。
「ここからおぢばまではね」
「そうそう、すぐよね」
「もうね」
「車で一時間位かしら」
「これ位かしら」
「だから歩いても行けるけれど」
ただしです、実は私も一度そうさせてもらったことがありますが。
「しんどいわよ」
「そうよね、歩いて八尾からおぢばまでは」
「物凄い距離だから」
「それでね」
「帰る前に覚悟が必要なのよね」
「あんた達はまだだったかしら」
妹達に徒歩参拝の経験を尋ねました。
「歩いておぢばまで帰ったのは」
「いや、今年行ったわよ」
「私もよ」
二人共こう答えてきました。
「お休みの時にね」
「学生会でそうした催しあって」
その時にというのです。
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