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ある晴れた日に
20部分:もう飛ぶまいこの蝶々その三
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微笑んだ。
「音橋君もやってくれるから」
「やれることは絶対にやるぜ」
 彼もそれは保障する。もっとも咲達はそれでも彼を非常に懐疑的な目で見ているのだが。
「俺のやれることをな」
「なあ桐生よ」
 春華は今度は桐生に声をかけた。
「ああ、いいや」
「どうしたの?」
「交代はできないんだったな、悪い悪い」
「僕と音橋君に交代してくれって言いたかったんだ」
「こりゃ園芸は未晴だけしかいねえな」
 あらためてこう言う春華だった。
「まあこれも仕方がねえか」
「大船に乗ったつもりでいろよ」
「ロシアの潜水艦だよな」
「大船は大船でもな」
 野茂と坂本は正道の話を聞いて言い合う。

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