暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第114話:RUIN STAGE
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備えて退くがいい。エックス、ゼロ。良くオメガを倒したな。第1関門クリア、おめでとう』
「ルイン……」
『だが、これはほんの小手調べ。次のオメガはこんなものではないぞ。なあ、オメガ?』
「グ…オオ…ルイン…様…」
『ふふふふ…エックス、ゼロ…楽しみにしているぞ』
オメガの姿が消え、奥の方に入り口が見えた。
「なるほどな、門番を倒せば次のステージに行ける仕組みのようだな…おまけに回復まで…とことんルインのイレギュラーに舐められてやがるな…」
いつの間にかエックスとゼロのダメージは消えており、エネルギーも全快の状態となっていた。
恐らくこれはルインの仕業だろう。
「舐められていたとしてもこちらとしても好都合だよゼロ。あのオメガで第1関門だと言うのなら、第2、第3はかなり熾烈になるはずだ。回復してくれるのはこちらとしても有り難いよ」
「そうだな、それにしても今回は自分に近い存在と戦うことが多いぜ…」
愚痴りながらゼロはエックスと共に次のステージに向かうのであった。
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