暁 〜小説投稿サイト〜
ヘタリア学園
第七千七百十一話  何とか復活の兆しが

[8]前話 [2]次話
第七千七百十一話  何とか復活の兆しが
 フランスは項垂れながらも上司の人のお話を聞いてお顔を上げました、そうしてこう言ったのでした。
「雨の後は晴れるってな」
「そう、悪いこともあればね」
 上司の人もこう言います。
「いいこともあるよ」
「それが世の中だよな」
「その通り、だからだよ」
「落ち込んでばかりじゃいられないな」
「復活出来るから」 
 確かに燃えてしまいましたが。
「安心するんだ」
「それじゃあな」
「お金も集めるし」
 その日本円にして八八〇億円のお金もです。
「気を取り直していこう」
「それじゃあな」
 フランスはやっと立ち上がりました。
 そうしてです、上司の人に言いました。
「またやってくな」
「その域だ」
「まだ落ち込んでるけれどな」
 確かに背中は丸まっています、ですがそれでも立ち上がったフランスでした。


第七千七百十一話   完


                2019・4・19

[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ