第四章
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「やがて命が宿るんだよ、あの娘造ってもう結構経つよな」
「そうですね、もう七年になりますか」
「その間あんたずっとあの娘を大事にしてたな」
「恋人の様に」
「ならだよ、あの娘これまであんたを粗末にしたことあるか」
「いえ」
それこそ一度たりともとだ、彼はリサールに答えた。
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