凍てつけ!葵の必殺剣!!
[1/3]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
予選にて倒されたシュモクの仇として桃香が海獣海賊団のホージロとソーに拐われてしまい二人と戦うことになるもそこへ桃香を救うために現れた葵が乱入し、2VS2の戦いが始まった。
最初は桃香が足手まといとなって苦戦する葵であったが桃香が戦う心を見せたことでホージロ達を押していくも
ホージロ達の反撃と戦いに仲間の乱入者を加えた汚い手が使われ更に桃香が人質に取られ、桃香と葵のどちらが死ぬかの選択をさせられるが葵は迷わず自分が傷つくことを選択!ホージロ達の攻撃で葵が傷ついていくなか、桃香達を助けに仮面シャドーが戦いの場に現れた。
そして仮面シャドーはガンガゼをあっさり倒し、ホージロ、ソーの相手をする葵であった。
ホージロ「ガンガゼを倒したくらいでいい気になるなよ! 」
ソー「このスピードにはついてこれまい! 」
ビュンビュンッ!!
葵の周りを高速で動きまくるホージロ達
確かにシャドーならともかく葵では動きを見切れないのだが
パチッ!
葵は目を閉じ
シュシュッ!
葵「忍法・犬神憑き! 」
印を結んで術を発動させると
葵「ガウゥッ 」
葵の姿が犬へと変化した。
桃香「あわわっ!?シャドーさん、葵ちゃんが何だか狼女っぽくなってるけど大丈夫なんですか!? 」
心配する桃香だが
仮面シャドー「大丈夫。あれは動物憑き系の忍術だ 」
桃香「動物憑き? 」
動物憑き
それは意識を動物にすることで動物そのものになる忍術
仮面シャドー「(しかし、以前葵はあの術を真底嫌っていたはずだが) 」
それはさておき
ビュンビュンッ!!
葵を囲むホージロ達の移動が早くなり、どんどん囲みを狭めていた。
葵「(まだよ!まだ早い) 」
だが葵は動こうとしなかった。
そして
ソー「(もらった!) 」
ビュンッ!!
葵の背後からソーが物凄い早さで迫ってきた。
ソー「(死ねぇーっ!!) 」
このままでは葵が斬り殺されてしまう!?
ところが
スッ!
ソー「なっ!? 」
葵は即座に後ろに振り返ると
バッ!
直ぐ様飛び上がり
葵「氷堂流剣技・氷狼牙(ひょうろうが)! 」
スパァッ!!
ソー「がっ!? 」
刀を抜いてソーに傷を負わせたが
ソー「こんなかすり傷が何だという… 」
葵が斬りつけたのはわずが数センチであった。
だが
葵「数ミリでも斬りつければ十分よ 」
ソー「なぬっ! 」
葵がそう言った直後
パキパキンッ!!
ソー「なっ!? 」
ソーの傷口からどんどん凍りついていった。
葵「私の一族の剣技・氷狼牙は斬りつけた相手の内部から凍らせる剣技、少しでも傷つけば命取りよ 」
そう。たとえ斬りつけたのが数ミリであっても傷がついたのならば威力を発揮する剣技なのだ。
なお、仮面シャドーの剣技同様かなりの集中が必要とされる
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ