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ある晴れた日に
192部分:さくらんぼの二重唱その十
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んだよ、それで」
「とりあえず聞いてみるか?」
 正道は話をそこに戻してきた。
「俺の曲。それでいいよな」
「ああ、とりあえずな」
 春華も答えた。
「聞かせてくれ。どんな感じなんだよ」
「とりあえず今の仕度が終わってからな」
 正道は言いながら自分の周りを見回せてみせた。

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