187部分:さくらんぼの二重唱その五
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
」
また茜に答えるのだった。
「どういうわけか」
「私なんかケーキばかりだけれど」
そのケーキを取り寄せている明日夢が話に入ってきた。
「逆に山月堂の和菓子って」
「馴染みないの?」
「美味しいのは聞いてるわ」
それは明日夢も聞いていた。
「けれどね。それでもね」
「食べたことはなかったの」
「あんたとは逆でね」
こう咲に対して述べるのだった。
「ケーキはあるけれど和菓子はないのよ」
「じゃあ今度教会来てみる?」
「その天理教の教会?」
「そうよ。いつも山月堂の和菓子があるから」
「すげえ教会だな」
「いつも和菓子かよ」
確かにかなり恵まれている教会ではある。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ