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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第百八十五話
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甘いのだ。

「お姉ちゃん、膝枕してあげるー」

エレンがのそのそと近づく。

今の一夏は手足を外していて動けないのだ。

「うにぃー……」

エレンが一夏の頭の下に足を滑る込ませる。

そしてそのまま寝始めた。

「お兄さんつかれてますね」

「いくらお兄ちゃんでもほぼ1日海中に居たらつかれるんじゃない?」

各々が一夏を撫で回しながら会話を続ける。

「お姉ちゃんはベーリング海経由だったはずだし、疲れるのもあたりまえだよ」

エレンが一夏の耳をふにふにする。

「米露の原潜ですね…。噂によればISコア搭載の潜水艦もあるとか」

リムのフェザータッチが一夏の首を責める。

「お兄ちゃんはどうにかできちゃうからね……。余計疲れるんだよ、きっと」

円香が尻尾をもふもふすりすりする。

一夏は擽ったそうにする。

カチャ、とドアが開いた。

「そろそろできるが、一夏は起きたか?」

箒が顔だけ覗かせる。

「起きたけど、エレンが膝枕したらまた寝たよ」

「……起こすか」

箒が部屋に入る。

「一夏、起きろ。昼食だ」

「んにゃぁーっ」

が、煩わしそうに顔を背けた。

「ほー………」

箒がニヤリと笑み、一夏の腰に手を回した。

「起きろ」

箒が気を流し込むとエロい声と共に一夏が目をさました。

「みゃー! うにゃぁー!」

顔を赤くし、ちょっと泣き顔で箒を睨む。

「もう昼だぞ」

「寝かせろよ!」

「お前の寝顔が可愛かったからついな」

「じゃぁそのまま眺めとけよバカじゃねぇのお前!?」

一夏の義手が飛んできて箒を殴ろうとしたが、難なく受け止められた。

一夏はムスッとしたままサイコシャード製の手足を着けた。

「ふみゃあああぁぁぁん…」

と大きな欠伸をして、ふらふらと飛んで部屋から出ていった。

「可愛かっただろ?」

箒が聞くとロリsが頷いた。

「学校が始まるまで思い切り甘えてやれ」











「にゃーん……にゃぁぁん……」

「甘えん坊だなぁ、いっ君は」

結局、リビングでも束に甘える一夏だった。
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