144妖狐御一行様、倉田家帰還
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安とか自衛隊の管轄になった集団。
出発時には心配していた爺やさんも、思わずニガー笑いなどしながら見守った。
(まあ、あれも新生倉田家の戦力でしょうな、舞様のためなら命も惜しまず行動するのですから)
その集団の後に、佐祐理?に献上された美女100人が詰め込まれたバスも追尾し、月宮の里が出した警護に囲まれて同行した。
佐祐理に穏便に帰って貰うためのお土産で、これが無かったらまた血の海が出来ていた。
邪悪な佐祐理お姉ちゃんは、昨日の意趣返しに倉田家の人物進入禁止の天野家に、これから鬼武者を搭載したままのトレーラーで侵攻して、忌み子川澄舞と倉田佐祐理改め相沢佐祐理の出席を、武力で認めさせようと思っていた。
『オホホホホホホホ』
舞の5人格が操縦する鬼武者も、どっかのSEKIROみたいに「マイネームイズ、マイ、カワスーミ! パカラッパカラッ」と名乗りを上げて、ほんの少々暴れて巨大弥勒座像の足へし折ったり、ホテルによじ登ってクレイジークライマーしようとした程度で済んだ。
建設中の本殿やシエルターまで壊滅したり教団が全て崩壊したり、里の方まで侵攻して破滅させるような騒動にはならずに無事撤収。
教団としても、どうにか佐祐理と戦争にせず、穏便に帰って貰えたらしい。
いつもなら監禁された祐一と佐祐理を取り返すのに鬼武者が死山ケツ河を作って、信者の犠牲者と教団メンバーと月宮の里の老人達の死体の山を積み上げるのだが、今回は宛が外れた。
何なら弱体化している舞の分身まで何体か討ち取られて、あゆに食わせて心臓を起動させる点火剤にするはずが、今回は5人格全員そろっている最強状態で、美汐とマコピーの守護闘神も追加可能。
ぴろの猫型スタンドで固有結界も出動、小怪獣栞で最終兵器さんも参加、佐祐理までレベル4改装が進んでいるので固有結界開いて完全掌握して帰って来た。
災厄を起こして地震とか火山噴火とか雪崩で里ごと滅ぼすはずの秋子様は、怪獣栞と香里の支援に出動するため、マコピーを連れて転移して帰ってしまった。
本日は名雪に『妊娠中だから走っちゃいけません』と命令して、陸上100メートル決勝には出場辞退させておいた。
部長として見学と応援に行ったので、小宇宙を高めて命令を破り、出場するような事態も有ったり無かったりするかもしれない。
バスの座席では、自分達の結婚式を済ませて妊娠報告もして、ミッションコンプリーツした若教主様、チョロインさん達は満足してグーグー寝ていた。
「ああん、王子様ぁん」
「お父さん……」
もう月宮の里に居座って、ナンチャラヤーンとかホーリーネームも貰って、聖悟士で神人で新教主として怪しい教団を率いていけば良いのだが、こちらも快楽堕ちしているので祐一きゅんのオットセイ君が
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