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楽園の御業を使う者
CAST41
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こう。な?」

ジョージの手を取って、多目的トイレに向かう。

「えっと、取り敢えず落ち着いたら出てきてね」

━━なんでもひっくり返す程度の能力━━

去り際に能力を使ってジョージを女にする。

「待てよ白夜!?」

「じゃ、待ってるよー」

多目的トイレから出て三人の下へ。

「ジョージにもやってきたのか?」

「ああ。この中に男一人は辛いだろ」

「今日は白夜君男なのでは?」

「俺は見た目が一緒だからい…ぎみゃぁぁぁぁっ!?」

腰に激痛を感じて後ろを向くとTSジョージが俺の尻尾を二本とも引っ張っていた。

「にゃにすんじゃボケェ!?」

「うるさい。その猫耳引きちぎるよ」

怖!?

「落ち着け吉祥寺。殺るなら人目のない所でにしろ」

「君も将輝と同じ事言うんだね」

将輝がジョージを膝の上に乗せた。

椅子が空いてなかったからしょうがない。

「ああ。白夜に振り回される者同士仲良くしようじゃないか」

「でもお兄様も満更ではありませんよね? 知ってますよ、毎週穂波さんから女子のマナーを習っているの」

達也マジか。

「深雪さん、それ何曜日?」

「金曜日の夜ですよ」

「じゃぁ週末の放課後にTSさせて月曜の朝に元に戻せばいいんだね?」

「はい、それでお願いします♪」

「おい深雪…」

「おいおい達也、ガーディアンたる者ミストレスの命令は絶対だろう?」

「バカか。ガーディアンが守るのは命令ではなく命だ」

「いやそうだけども。指揮系統はそうだろ。ねぇ深雪さん」

「はい♪」

よし決定。

「将輝とジョージも女になりたかったら俺のプライベートナンバーに掛けてくれたらいいよ」

端末をだして自分の番号を表示する。

二人とも一応登録はしてくれた。

その時端末の時計を見るといい時間だった。

「じゃぁそろそろ本戦モノリス・コード始まるし、行こっか」
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