ハイスクールD×D 斉天大聖 2
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球に送り込まれ、孫悟飯に拾われなかった。しかも、ドラゴンボールとは違う地球だ。さらに言えばこいつだ」
チート持ちの黒髪が金髪になる。超サイヤ人なんだが
「なんで微妙に緑掛かって、まさか、伝説の超サイヤ人!?」
「そうだよ。あまり長時間変身してると意識が飛んで暴走する。はっ、笑えよ。オレはカカロットの体を持ってる。だがな、カカロットそのものじゃないんだよ。それはお前も同じだ。兵藤一誠という体を持つ同類よ。お前は絶対に兵藤一誠にはなれない」
はっきりとそう告げられ、心あたりがあるので何も言い返せない。
「物語は描写されている範囲だけの世界だ。だが、ここは現実。前世と違って、魔法や多種族なんかもいる。だが、前世と変わらない現実なんだ。それを考えずに動いた結果が8人、33世帯、12社、900人超、3800億円になる。知らなかったでは済まされないレベルの被害だ。いい加減に目を覚ませ。今回だけは甘い対応をとってやっている。本来ならリアス・グレモリーに選択権はなく、純血悪魔を産むためだけに生かす。お前は神器を引き抜いて打首でもおかしくはなかった。サーゼクス・ルシファーが手を出そうとしたからそれの牽制も面倒だったし。次はないからよく考えて、ちゃんと世界に向き合え。薬は此処に置いておく。お前も3日、正確に言えばリアス・グレモリーの契約保留期間の間は謹慎だ。飯は届けるから大人しくしていろ。部屋からは絶対に出るな。出た時点でオレが殺しに走ることになっている。何かあれば飯の時に言え」
「お疲れ様です、カカロット様」
同類らしき兵藤一誠の元からフェニックス家に戻ったオレをレイヴェルが出迎えてくれる。
「今回は本当に疲れた。なんで弁護士みたいなことをやってるんだよ。ライザーは?」
「薬を飲んで眠られてます。さすがにあそこまで考えなしだとは思ってもいなかったみたいで。それにあの薬であの反応ということは」
「妊娠してたんだろうな。違和感がないように腹を下すように仕込んであるからな」
リアス・グレモリーに飲ませたのは栄養剤と偽った堕胎薬だ。初期症状が出ていない状態にしか効かないが、母体に影響なく流すことが出来る。副作用として腹を下すが、下したということは流れるものが有ったということだ。
「全く、わがまま姫にも困ったものだ。場合によってはライザーは更に寝込むことになるだろうな」
「流石に此処まで追い詰めたのです。馬鹿な真似はしないでしょう」
「そうだと良いがな」
翌日、リアス・グレモリーと赤龍帝が逃亡したと知らされた。誰かの手引きは一切ない。眷属も置き去りにして、二人で何処かへと消えた。それを通信越しに聞いた時、2回ほど聞き返して、監視カメラの映像を見せられて頭
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