ハイスクールD×D 斉天大聖 2
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して内々に済ませれば此処まで酷くもならなかったし、金でなんとかなった。何故こんな馬鹿なことをした。ライザーとの婚約破棄なんて本来なら簡単に出来ることだ」
『いや、まあ、確かに簡単かもしれないが、そこまではっきり言ってくれるな』
「なら女好きを少しは抑えろ。さて、話を戻すが、今のはグレモリー家の負った負債だ。フェニックス家も負債を負っている。家じゃなく、自分だけを見て欲しいだったか。見てやろうじゃないか、フェニックス家が負った負債をお前個人にな。楽しい楽しい契約の時間だ」
ライザーが契約書をリアスに見せ、写しらしき物をチート持ちがオレに見せる。それを見て怒りがこみ上げる。
「こんなの不可能じゃないか!!」
ヤミ金業者よりも酷い契約だ。こんなの絶対に不可能だ。
「今まで貴族として扱って貰っていたのを辞めると言うんだ。貴族を保護する法律が適応されないとこうなる。グレモリー家を勘当させるための下準備が死ぬほど大変だった。なんで斉天大聖のオレがこんなことをやってるんだ?」
『知識があり、弁が立ち、度胸があるからだな。弁護士にでもなるか?』
「畑を耕してたまに狩りをするだけの生活が良いな」
『狩りは狩りでもはぐれ狩りだろう?ああ、リアス、契約書の期限は3日後だ。それまでにサインをしないのなら甘んじてオレの妻となれ。それと、全く別となるがこれだけは飲むように』
ライザーの奴が小瓶を取り出してテーブルに置く。
『別に怪しい薬でも何でも無い。ただ、絶対に飲め。これだけは選択権はない。飲まないというのなら死ね』
『何の薬よ?』
『バカをやらかした奴への罰ゲーム。半日は味覚がバカになるような苦いだけの栄養剤だ。稀にだが体質が合わずに腹を下すがな』
『……分かったわ』
リアスが嫌そうにしながらも小瓶を一気飲みしてお腹を抑えながら走っていった。
『はぁ〜、カカロット、そっちのトカゲは任せる。オレは帰るぞ』
「レイヴェルに胃薬と頭痛薬をもたせてある。それと精神安定に聞く茶もな、それを飲んでゆっくり寝てろ」
『そうする』
頭痛に耐えるようにしながらライザーが手を振ると映像が消える。
「さて、これでようやく話ができるな。だが、その前に」
チート持ちがいきなりオレの手の指から爪を剥いだ。
「ぎいっ!?」
「いい加減に現実を見ろ。ここは物語の世界なんかじゃない。現実だ。お前の反応から理解したが、お前は望んで転生した上に、この物語の原作の知識を有して主人公にでも転生したんだろう?」
「ぐぅう、そういうお前こそ、悟空に望んで転生したんじゃないのかよ!!」
「残念だったな。オレは死んだと思ったらいつの間にかカカロットとして産まれていた。そしてポッドで地
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