ハイスクールD×D 斉天大聖 2
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する。本来の姿と異なり髪を伸ばしているが、それによって彼の兄や3段階目の変身に近い姿。見間違える方が難しい、ドラゴンボールの主人公である孫悟空が現れる。
「まずは皆様にご挨拶を。私は先日、闘戦勝仏様よりその号を受け継いだ今代斉天大聖孫悟空。そして、フェニックス卿にご息女、レイヴェルを託された者だ。これは既に魔王府にも認められている。文句があるなら掛かってこい!!わざわざ遠回しにはぐれを送り込むんじゃなくな!!我が千里眼は過去視に特化している。因果をたどれば誰が干渉していたのか位手に取るように分かる。言っている意味が分かるか?見えているぞ」
特定の人物だけに殺気を叩きつけたのか、何人かの悪魔が倒れる。本当に過去視が出来ているのかは分からないが、いや、そんなことよりもこいつの強さが問題だ。青年の姿だが、何処まで変身できるのか、それが一種の目安になる。
「さて、赤き龍よ。私に挑戦する気概はあるか?どうやらそちらはこちらのことをある程度理解しているようだが」
やはりこいつも転生者!!
「お前、一体何が目的だ!!」
「目的?何を、いや、ふむ、なるほどなるほど、そういうことか」
「一人で何を納得してやがる!!」
「哀れな存在だな、赤き龍よ。話して欲しければ私に勝つことだ」
「上等だ!!」
禁手化を行い、全力の倍加で殴りかかり、全身に激痛が走り、何かに支えられる形で宙に浮いている。それもすぐに投げられる形で床に転がる。俯けの状態で咳き込むと同時に大量の吐血を吐き出すほどにボロボロなのに意識だけははっきりしている。
「い、一体何が起こったのだ!?」
「イッセー!!」
サーゼクス様の驚きの声と、リアスの悲鳴が聞こえる。だけどそれ以外は全身に力が入らなくて顔すら上げられないので状況がつかめない。何をされた!?
「蹴り上げて、天井にぶつかる前に蹴り落とし、床を砕かないように宙に浮いた状態で減衰なしで受け止めてやっただけだ。ああ、別に本気でも何でも無い。ちょっと力を込めすぎただけだな」
馬鹿な!?ここまで差があるなんて。
「ああ、ライザーは今のと打ち合えるぞ。普段はゲームになるようにちゃんと手加減しているがな。さて、余興としては興冷めさせてしまい申し訳ない。あまりにも相手が脆かったもので。赤き龍そのものならともかく、所詮は宿主次第ということでしょう」
「さすがはカカロットだ。だが、確かに余興としては興冷めだったな。代わりの余興として久しぶりに相手をしてもらおうか」
「ああ、構わない。だが、相当に身体が鈍っているのだろう?ハンデだ、左腕一本でやってやる」
「上等!!」
ライザーのその言葉と同時にドラゴンボールで聞いたことのある乱打戦の音がすぐ近くで聞こえる。会話もな
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