ハイスクールD×D 斉天大聖 2
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再生範囲を絞ることで速度を上げたり、レイヴェルと格闘技を磨いてそもそもの被弾を減らしたりと、色々と努力している。
今のライザーは青年編の巨大化ピッコロぐらいの強さがある。それと打ち合える赤龍帝はすごいと思う。だが、まだまだ甘い。ライザーと赤龍帝が打ち合う後ろでレイヴェルとカーラマインがリアス・グレモリーの戦車と騎士をリタイアしない程度に戦闘力を奪い、リアス・グレモリーを簀巻きにしている。無論、騎士と戦車もまとめてだ。ライザーもそれが分かっているからこそ態と接戦を演じて後ろを振り向かせないでいる。
それにしてもあの赤龍帝、違和感があるな。まだまだ力を隠しているような。だが、なにか焦っている感じもする。リアス・グレモリーが捕まっていることに気づいている感じでもない。
ゲームはそのままライザーが押す形で続き、大技を出そうとした赤龍帝を簀巻きにした3人を盾にして不発させ、ライザーのかめはめ波でまとめて吹き飛ばして終わった。
クソ、一体どうなってるんだ!?朱乃さんはいないし、アーシアは行方知れずだし、ライザーがあそこまで強いなんて想定外だ!!それにかめはめ波だって!?こっちの世界ならドラゴン波のはずなのに、それがかめはめ波だ!!オレ以外に転生者はいないし、あとから生まれてくることもトリップ系の転生者が現れることもないと言われていたのにだ。
だが、現実にドラゴンボール関連のチート持ちがいる。そうでなくては強くなっているのはともかく、ライザーがかめはめ波を使える要因がない。このままではライザーにリアスを奪われることになる。寿命を犠牲にしてでも覇龍を使う覚悟を持って、グレイフィアさんに持たされた転移魔法陣で婚約式場に乗り込み、サーゼクス様が余興だと原作のようにゲームの準備を始めてくれ
「既に龍と不死鳥の決着はついた。むしろ余興だというのなら私の義弟になる男と龍を戦わせればいい」
話がまたズレてきた。
「逃げるのかライザー!!」
これ以上原作を崩されてたまるか!!
「言ったはずだ、決着は既についた。何度やろうと結果は変わらん。大事な主と自分の未来がかかっている状況で切り札を切れないような三下以下に何が出来る。覚悟なき暴力で何が掴める!!貴様は今その背に何を背負い、どれだけ支えられているのか理解しているのだろうな!!いや、そもそもどれだけの迷惑を既にかけているのか理解しているのか?」
「どういう意味だ」
「はぁ〜、そのままの意味だ。まあいい、全てが終わった後に説明してやる。カカロット、相手をしてやれ!!」
カカロットだと!?まさか、悟空のチート能力かよ!!
「いきなりすぎるぞ、ライザー」
パーティーの客の中からカンフー服を着た男が前に出てくる。その声と姿に身体が硬直
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