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ある晴れた日に
179部分:輝けダイアモンドその十三
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これは男の世界から見てもわかることだったのだ。完全には見えなくともそれでもある程度は見える、そういうものであるからだ。
「東と西でな」
「お互い。何か独特の世界があってね」
「だよな。三人と六人でな」
「どうしてもね。仲は悪くはなかったけれど」
 そこまで極端な関係ではないのだ。しかしそれでも垣根があったのは事実でありそれが微妙に影響し続けてきたのである。
「やっぱりね」
「それがキャンプで変わったのかよ」
「そうだったの。同じ部屋で寝てお話してね」
 この辺りは男の世界と同じだ。話す内容が散っていてもそれでもだ。同じものと違うものがそれぞれあるのだ。それがそのまま男と女の違いでもある。

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