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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第110話:God of Destruction
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ていても可笑しいことではない。
疑問なのは高出力を誇るカーネルのサーベルを出力させただけでなく片手で保持していることである。
「最近は物騒だからね、オペレーター達にも自衛のための戦闘能力を与えるという試みが成されているのさ。ただ、オペレーター達は最初から戦闘型としてエックス達と違って色々作り直さないといけないからアイリスにはその実験台になってもらっていたのさ。身近なゼロの戦闘データを基にしてね」
「何!?」
「因みに誤解しないように。これはアイリスの意思でもある。詳しいことは彼女に聞くといい…彼女の言葉が終わったらね」
「き、貴様…何の真似だ!!」
「いい加減黙ってくださいライフセーバー…私の親友をこれ以上侮辱するようなら、私はイレギュラー認定されようとあなたを斬ります!!」
「イレギュラーはイレギュラーに違いあるまい!!あのまま生き残ったところでいつイレギュラーとしての本性を出すか分かったものではないわ!!」
「黙りなさい!!あなたなんかに何が分かるの…彼女がどれだけの思いで今まで戦ってきたのかなんて知りもしない癖に勝手なことを言わないで!!」
「アイリス、止めろ。流石にそれ以上は見過ごせん…私の目の前で仲間をこれ以上失わせないでくれ……」
彼女の肩に手を置いて制するシグナス。
アイリスは唇を噛み締めながら元の位置に戻る。
「ライフセーバー、口を慎め。これ以上の発言は許さんぞ」
「総監!!」
「聞こえなかったのかね?私もこう見えても元はレプリフォースの軍人。お前の口を永久に閉ざすなど容易に出来るのだが?」
シグナスから発せられる殺気はゼロ達からすれば大したものではないが、ライフセーバーを黙らせる威力はあった。
「やれやれ…可愛い顔してとんでもない奴だったな…さあて、お次はルナちゃんかな?またあの能力を見れれ…ば…?」
ダイナモは足を何かに掴まれたような感覚を覚えた。
ふと、足元に目を遣ると、切断されたルインの右手がダイナモの足を掴んでいた。
『ふふふ…』
「なっ!?」
『勝手に終わらせないでよ…』
頭部を失った胴体が右腕と接合し、更に残りの両断された四肢も接合、頭部が凄まじい勢いで再生していく。
「ば、化け物かあんたは…!?」
「私が…化け物?………そう、かもねえ…ク、ククク…ハーッハッハッハッハ!!!」
大量のシグマウィルスを吸収して狂ったように笑うルインにダイナモの背に冷たい何かが走る。
ダイナモが注意深く見ていれば、彼女の瞳の色がいつもの翡翠ではなく血のような紅になっていたのに気づけたかもしれない。
「じょ…冗談じゃない……無茶苦茶だ。メモリー吹っ飛ばしても復活する再生能力に加えて回復&パワ
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