CAST40
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そういう物なのか…」
「自分から振っといて反応薄くない?」
「達也君の事以外君が勝手に話し始めたんだろ」
まぁ、そうなんだが。
ホテルのレストランに着いた。
「で、護衛ほっぽってこっち来ていいの?」
テーブルが四人掛けなので必然的に別れる。
で、なぜか達也が深雪さんから離れてこっちに来てた。
「俺の目は常に深雪を守護している。何も問題は無い」
「ふーん……」
「で、ストリオーナまでこっち来てるのはなんで?」
「俺にあの中に入れっていうのか白夜」
向こうのテーブルは深雪さんと七草三姉妹で一つ。
真夜さん、深夜さん、穂波さん、水波で一つだ。
「要するにこの席に居るのは余り物っていう訳だな。なぁ達也君」
隣に座っている摩利さんが達也の名前を口にした。
「白夜がしゃべったんですか?」
「いや、身のこなしを見ればわかる。あと周囲への警戒の仕方もな」
「そうですか…」
「一条君も気の毒だったな」
ギロリと将輝に睨まれる。
「爆裂はやめてくれよ?」
「するわけないだろう…」
「その程度では白夜は死なんが……まぁ、こんな場でする事ではないな」
「しないっていってるだろ!」
ちょっとムキになった将輝が可愛い。
いじめたくなる。
恐らく摩利さんも同じ気持ちだろうし達也も察しているだろう。
「お前たちは俺をなんだと思ってんだ…」
「いじめたくなる女子」
「白夜君に同意だな」
「ノーコメント」
将輝がプゥと頬を膨らます。
達也にアイコンタクトを取ると嫌々将輝の頬をつついてくれた。
「そういえばいまジョージって何してるの?」
「さぁな」
「え? なんで把握してないのお前?」
「誰のせいで俺がジョージと別の部屋に泊まってると思ってるんだ」
「ちゃんと部屋用意したじゃん。茜ちゃんもジョージと同じ部屋に泊まれてご満悦だったじゃん」
将輝がぷるぷるしている。
スライムかな?
と思ったらフッと将輝が力を抜いた。
「はぁ…。バカらし…」
「一気にテンション落ちたな」
「もうどうでもよくなった」
「そうか。じゃぁ明日はもっと可愛い服を用意しといてやるよ」
「もうすきにしろ…」
そんな将輝を見て摩利さんはクスクス笑っている。
「白夜ー。このご婦人にも似合う服をくれてやれ」
「は? 私はこのままで…」
将輝が口元を歪める。
「いえいえ、フェアリーダンスのコスチューム似合ってましたよ渡辺選手」
「や、やめろ!言うな! コスチュームには触れるな!」
「ん。そだねー。摩利さんに似合いそうな服も用
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