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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第107話:Planetarium
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てやるつもりは微塵もないぜ?こんなんで挫けてたら爺さんに合わせる顔なんかねえんだからな…みんなが最後の最後まで足掻こうってんなら、乗り掛かった船だ。俺も最後まで付き合ってやるさ」

『そうか、すまないルナ…わしも君達に力を貸してやりたいのじゃが…今のわしにはエックスのパワーアップパーツのファイルを与えることくらいしか出来ない……無力なわしを許して欲しい。』

「いいや博士。少なくても、伝説の科学者であるあんたが俺達と一緒に戦ってくれるってだけでもありがたいぜ」

『ありがとうルナ…ここではファルコンアーマーと対を為すガイアアーマーのヘッドパーツプログラムを渡しておく。ヘッドパーツはガイアショットのチャージ時間を更に早める効果がある…エイリアに頼んでプログラムを解析しガイアアーマーを完成させるのじゃ…頼んだよルナ…エックス達と力を合わせて世界を守って欲しい…』

「OKOK、任せときな」

カプセルに入り、ガイアアーマーのパーツファイルを入手したルナはファイルを簡易転送装置でハンターベースに転送するとネクロバットの元に向かう。

「キキキッ、ずっと待ってたぜ!!」

「こいつがスペースラボラトリーに潜んでる正体不明のイレギュラーね」

ルナはネクロバットと対峙する。

バットンを従えたイレギュラーはルナを見て嘲笑い、そんなネクロバットを見てルナは苛立ちを感じながらも口を開いた。

「今、どんな状況なのか分かってんのか?俺達はこのスペースラボラトリーの高純度エネルゲン水晶液の大容量エネルギータンクが欲しいんだよ」

「キキッ、そんなの関係ないだろ?俺は誰にも指図を受けない!だから、俺を造ったシグマも俺には関係ない!もう、こんな状態ならイレギュラーも何もみんな死んじまう。キキキッ、まずお前から殺してやるよ!!!」

「ふーん、てめえはシグマが造ったレプリロイドなのか…なら、生まれついてのイレギュラーのようだな。どうやらてめえとは話し合うより戦った方が早く終わりそうだな」

ルナは目付きを鋭くしてネクロバットを睨むとバレットを構えた。

「今の俺は滅茶苦茶機嫌が悪いんだ。覚悟しやがれ」

「キキキッ、ダークホールド!!」

ネクロバットが光ったかと思うと、ネクロバットの姿がなくいつの間にかルナの首筋に噛み付いていた。

「ぐっ!?て、てめえ…いつの間に!!?」

エネルギーを吸われてることに気付いたルナが振り払うとネクロバットは再び、空中に。

「キキッ…俺のダークホールドは時間を止めることが出来るのさ」

「時間を止める…?そんな技術があるってのか?」

「キキキッ、どんなに強くても時間を止められちまえば動けない。どんな敵も俺の相手じゃない!!俺が逃げ出した時もシグマは俺の能力を恐
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