CAST39
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「いや、白夜のは正真正銘性転換魔法だ。たしかお前の親友もやられていただろう?」
「………物質変換か?」
「さぁな。本人に聞け」
「…………四葉殿」
「達也でいい」
「達也。苦労しているんだな」
「なに、コイツのメイド程ではないさ」
「おいその言い方はやめて貰おうか。毎回水波に振り回されているのは俺だぞ」
「それだってお前が水波に無茶振りした仕返しだろう。そうでなくともお前の付き人ともなれば戦闘の回数も一度や二度ではあるまい」
まぁ、確かに収録帰り…時折野外収録中とかにも襲われるもんな…。
こないだとかドラマの撮影中に狙撃されたし…。
「白夜、これ戻るんだよな?」
将輝が不安げに尋ねる。
くそっ。物憂げな表情が絵になるような美少女になりやがって。
「大丈夫大丈夫。ちゃんとジョージは戻しといたでしょ?」
「ならいいんだが…」
「あ、でも女性っぽい仕草が染み付くかも。
なぁ達也?」
「黙れ」
前に連休中に達也を女体化させたら週明けにちょっとした動作に女性っぽさが出ていた。
「まぁでも、女性の体のメリットとデメリット知ってたらエスコート力上がるよ」
「白夜に同意見だ。一条、貴重な体験だからよく学んでおけ」
「……そうか…達也は慣れる程女にされているのか…。くっ…」
「俺に哀れみの目を向けるな。白夜の近くに居るとはそういう事だ。お前も例外じゃないんだぞ一条」
「体感してるよ」
二人揃って俺に視線を向けてため息を吐いた。
「な、なんだよ」
「「いや、なんでも」」
お前ら仲いいな。
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