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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第106話:Repliforth Base
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くなっているが、それが痛手になるとは思わない。
恐らく高い機動力を得るために不要な武装を一時的に消したのだろうとゼロは解釈する。
「ペガシオン、これで互角だ。いや、実力は今の俺の方が上だから俺が有利かもな」
「ホザケ!!」
ペガシオンが凄まじいスピードの右ストレートを繰り出す。
「なる程、機動力だけではなくパワーも強化されているようだな」
左手でペガシオンの拳を軽々と受け止めるゼロ。
「ペガシオン、許してくれとは言わない。どんなに罵倒しても呪ってくれても構わない。俺はアイリスを…カーネルの代わりに守ると誓ったんだよ!!!」
ゼロの左手から凄まじい冷気が放出され、ペガシオンの右腕を凍結させていく。
「グッ!!」
「今、楽にしてやるぞペガシオン。正常だった頃のお前なら今のお前を見ていられないはずだからな」
「認メン!!…僕ハ、オ前ノ存在ヲ決シテ認メハシナイッッ!!!」
「終わりにしようぜペガシオン。」
鋭い爪が生えた拳を握り締め、全身に力を漲らせるゼロ。
「砕ケ散レ!!ウィングスパイラル!!」
ペガシオンが竜巻をゼロに向けて繰り出すが、今のゼロのスピードの前ではには掠りもしない。
「!!?」
あまりのスピードにペガシオンは反応すら出来ずに目を見開いた。
「さらばだペガシオン。永久に眠れ!!カラミティアーツ!!!」
アブソリュートゼロ時に扱える最大の必殺技。
左フック、右フック、波動撃、昇竜拳、兜割、旋風脚といった連続攻撃。
その一撃一撃は重く、凄まじい猛撃を受けたペガシオンは断末魔の叫びすら上げられず、文字通り粉微塵になってしまった。
「…すまん、ペガシオン。あの世でいくらでも俺を呪ってくれ……」
ペガシオンが死んだために、戦闘体勢を解くとアブソリュートゼロの状態が解除され、通常状態に戻ってシャトル補強用のパーツのオービターウイングを回収した。
こうして、僅かに生き残ったレプリエアフォースもシグマウィルスにより、イレギュラー化し、事実上レプリフォースは壊滅状態となった。
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