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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第106話:Repliforth Base
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あれはレプリフォースが破壊工作に使用する時限爆弾よ。』
「このタイプの時限爆弾は確か、タイムリミット経過前に破壊すれば爆発はしないんだったな」
『ええ、でも万が一のこともあるからバスターで破壊すべきだわ』
随所に仕掛けられている時限爆弾をアイリスの指示通りにバスターショットで破壊しながら急いでペガシオンのいる場所に向かう。
ゼロがペガシオンとの対峙に拘った理由はカーネルとのことだ。
それこそ空中戦等に長けたペガシオンを相手取るなら、ファルコンアーマーを得たエックスやHXアーマーを持つルインの方が有利であると言うルインの正論を退けてまでだ。
聞けばペガシオンは今は亡きジェネラルやカーネルを軍人としてこの上無く尊敬していたと言う。
その彼らの死の原因となったイレギュラーハンターを快く思っているはずがない。
「(それにカーネルは俺が殺したようなものだしな…)」
あの時、ディザイアに対し、何かしら行動に移していたらカーネルは死なずに済んだかもしれない。
今でも彼の死は自分の中に残っている。
ゼロはバスターを構えると、セットされている時限爆弾を撃ち抜いた。
「(何故こんな大量の時限爆弾を…まさか、自害する気なのかペガシオンは!?)」
急いでペガシオンの元に向かうゼロ。
タイムリミットを過ぎないうちに時限爆弾を破壊しながら、突き進む。
『ゼロ…』
「っ!!」
ハッと目を見開くゼロ。
今では聞き慣れた声が聞こえたために声に導かれるように足を動かし、しばらくすると見慣れたカプセルがあった。
「Dr.ライト。またあなたですか、すまないが今は時間がないので後にして頂きたい。」
『時限爆弾に関しては君が先程破壊したので最後じゃ…すまぬな。何としてもエックスに渡して欲しいものがあるのじゃ』
そう言ってライト博士はゼロに深々と頭を下げる。
「ファルコンアーマーは完成させたはずです。まさか、ファルコンアーマーにもオリジナルのフォースアーマーのような隠された力が?」
『いや、そうではない。ファルコンアーマーとは真逆のタイプの別のアーマーじゃ。ファルコンアーマーは機動性にこそ優れてはいるが、その分パワーの面では他のアーマーに比べて大きく劣ると言う弱点もあってな。今後現れるであろう強大な敵と戦うには些か心許ないのじゃ。ゲイトにはアルティメットアーマーの改良型のデータファイルを渡したが、あれの完成は彼の能力を以てしても、まだかかるじゃろう』
「そのために新たなアーマーを?」
『うむ』
ライト博士は今回ゼロに託すパーツに関して説明を開始する。
今回のパーツファイルにはGの文字が刻まれている。
『今から君に託すアーマーは名を“ガイア
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