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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第104話:Miss
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!はーっはっはっはっは!!!」
「おー、悪人みてえな笑い方」
「あ、はははは…」
悪人のような高笑いをするゲイトに引き攣り笑いを浮かべるアイリスとルナだが、隣のエイリアは沈黙している。
「ずるい…」
「「へ?」」
「んー?何がだいエイリア?」
「ずるい!!ずるいわよゲイト!!何であなたがライト博士の最高傑作の改良型のアルティメットアーマーの解析と組み立てを頼まれるのよ!!そして何でその時に私を呼んでくれなかったの!?」
憧れのライト博士に直々にデータファイルを託されたと言うゲイトに向かって目の縁に涙を滲ませながら悔しそうに、羨ましそうに叫ぶエイリアだが、ゲイトはどこ吹く風である。
アイリスとルナは今まで頼れるお姉さんみたいな雰囲気を出していたエイリアのこのような子供っぽい部分を初めて見たため硬直している。
「別に良いじゃないか?君はルイン同様に今ではライト博士の義理の娘で関係者なんだし、会おうと思えば何時でも会えるだろう?」
「そ、それとこれとは話は別よ!!せ、せめて私にもアルティメットアーマーの改良型を解析させてよ!!」
“義理の娘”発言に赤面しながらも、エイリアはアルティメットアーマーのプログラムの解析をさせて欲しいとゲイトに頼むのだが…。
「嫌だね!君は今までエックスの強化アーマーを解析してきたはずだ!!その中にはレプリフォース大戦時のアルティメットアーマーのデータもあるはず!!」
「レプリフォース大戦時のアルティメットアーマーとそのアルティメットアーマーは厳密に言えば別物でしょう!?」
改良が加えられている時点でレプリフォース大戦時のアルティメットアーマーとは別物だと言うエイリアだが、ゲイトはファイルを懐にしまう。
「そうだとしてもこれは僕がライト博士に託された物。つまり僕が解析し、組み立てる義務がある!!大体…君だけが科学者としての幸福を味わおうなんて虫が良すぎるんだよ!!それに君と一緒にやったら君を悔しがらせることが出来ないじゃないか。」
「うわあ、酷え」
「ゲイトさん、そんなだから色々と敵を作っちゃうんですよ…?」
「とにかく、君は僕がこの至高のプログラムを解析し、組み立てる様を指を咥えて見ているんだね!!ふふふ…はーっはっはっはっは!!!!」
ルナとアイリスが苦笑しながら言うも、ゲイトは気にせずに高笑いしながら去っていく。
そんなゲイトにエイリアはわなわなと震えながら怒りを爆発させた。
「あなたって人はーーーーっ!!!」
「おお、エイリアが爆発したぜ」
「エイリアさんって、意外と子供っぽいところがあるのね…」
苦笑しながら怒るエイリアを見つめるルナとアイリスであった。
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