困惑
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究所が破壊されており、ボロボロになったライトと帰ってきたばかりのロックマンの姿があった。
「お父さん!ロック!!」
チフユは慌てて二人に駆け寄る。
「おぉ・・・・チフユ、戻ってきたか。」
「これは一体・・・・・」
「フォ・・・・・フォルテが修理が終わると急に暴れ出して・・・・・ロックマンとラッシュのパワーアップ設計図を奪って行ったのじゃ・・・・・・」
「フォルテが?・・・・いや、待てよ。ロックとラッシュのパワーアップ設計図・・・・・フォルテとゴスペル・・・・・まさか!?」
『ご名答、そのまさかじゃよ。』
チフユが何かを察した直後、唯一破壊を免れたモニターにワイリーの姿が映し出された。
『久しぶりじゃのう、ライト。調子はどうかね?』
「ワイリー・・・・・・」
『お前の察しの通り、フォルテとゴスペルは、このワシが作ったものじゃ。そして、ロックマン。お前の性能を確かめるために、フォルテに一芝居打たせて研究所に潜り込ませたがまんまと引っかかってくれたのう。前はチフユの直感で失敗したがそのチフユすら誤魔化せたとはなぁ。ワシはこれからこの設計図を基にパワーアップを・・・・・・・』
「ふざけるな!!」
「「『!?』」」
ライトの怒鳴りに三人は思わず言葉を遮る。
「あれがロボットじゃと?ワイリー!貴様、そこまで落ちぶれたというのか!!」
「は、博士?」
「お父さん?」
普段は見せないライトの表情にロックマンと千冬は動揺する。しかし、ワイリーの方はすぐに落ち着きを取り戻した。
『・・・・・・・なるほど、もうそこまで知りおったか。流石は元盟友と言ったところだな。じゃが、お前に言われる義理はないぞ、ライト。』
「ワイリー・・・・」
『まあ、ワシからお前にこれ以上言う事は特にない。どうせ、いつもみたいに乗り込んでくるんじゃろう?待っておるぞ、ガッハッハッハッハッハ!!』
ワイリーは一笑いすると回線を切る。ライトは一呼吸をして二人の顔を見る。
「ロックマン、すぐにワイリーの城に向かうんじゃ。奴がこれ以上人の道を外さんうちに・・・・・・」
「わ、分かりました。ライト博士。」
ロックマンは座標に出たワイリーキャッスルの反応を辿って転送される。チフユもついて行こうとするがそこをライトに制される。
「・・・・すまんがチフユは残ってくれ。大事な話がある。」
「えっ?」
ロックマンを見送るとライトはチフユを連れて万が一の時に備えて待機させておいた「ビッグエディ」へと向かう。
「お父さん・・・・・・一体何が・・・・・」
中に入り、何かの準備を始めるライトを見てチ
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