暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第103話:Laser Lab
[7/7]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
ルニクスは研究所の動力室に入り、動力炉の前で佇む。

不思議なことにあれだけ自身を苛んでいたシグマウィルスの苦しみが消えていた。

「わしは幸せだったかもしれん……最期にあの娘に会えたことを…平和の夢を若者に託すことが出来た…。戦いを恐れ…研究に引きこもりがちだったわしが最期にこの世の役に立てた…ありがとう…ルナ…わしは、何時までも君を見守っておるぞ…今は機械にしか興味がなくとも、いずれ君も異性に恋し…その者と結ばれることになるじゃろう…あんな良い子なんじゃから…どうか、幸せにな…」

自身の動力炉にエネルギーを集中させる。

エネルギーが臨界点に到達し、ホタルニクスは自爆したが、最期の瞬間、本当に幸せそうに笑いながら生を終えた。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ