暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第103話:Laser Lab
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ォースアーマーのプラズマチャージショットをも上回る出力を誇るってのかい?正直あれ以上の出力を出すと機動性を損ねたり、発射後の硬直時間が長くなるぞ?」
『うむ、君の言う通りじゃ。セカンドアーマーもサードアーマーもバスターの威力と命中率を重視しすぎた結果、発射後の機動性を損なうという致命的な欠陥が出てしまったからのう。じゃが、ファルコンアーマーのアームパーツは装備してもバスターの出力はノーマル時と比べても特に変化はない。』
「へ?どういうことだよ?出力変化しないならパワーアップパーツの意味ねえじゃん。」
ファイルを見つめながら尋ねるルナにライト博士は説明してくれた。
『話は最後まで聞いて欲しい。優秀な技術者である君なら既に気付いているかもしれないが、実の所、エックスに与えたアーマーの中でも安定した力をバランス良く引き出し、発揮すると言う点ではフォースアーマーは1つの到達点に至っておるんじゃ。フォースアーマーのアームパーツも初期アーマー故にバランスが優れていたファーストアーマーのアームパーツを基にギリギリのバランスで調整しておる』
「じゃあそのアームパーツは出力変化がない代わりに何かバスターに特別な工夫を施してんのかい?」
『その通り、ファルコンアーマーは今までのアーマーと違い、局地戦向けに空戦での機動力に特化したアーマーじゃから、バスターの出力に関してはプラズマチャージショットどころか歴代のアーマーには及ばん。じゃがバスターに工夫を施し、エネルギーをより高い密度で一点集中させたスピアチャージショットの貫通力は、使いようによってはプラズマチャージショットを上回る威力を発揮する。」
「ああ、確かにライドアーマーとかの固い敵には威力より貫通性能を強化したそっちの方が強そうだよな」
『そしてエックスが所有するXブレードを解析し、バスターから高出力のビームスピアを発現させることが出来る。ブレードとスピアを連携させることで強力なソニックブームを繰り出すことが可能じゃ。しかし、ソニックブームは一定距離まで行くと消滅するから近〜中距離の敵にしか使えん。どちらもプラズマチャージショットのように広範囲の敵を一気に殲滅することは出来ぬが、そこは用途に応じてフォースアーマーとファルコンアーマーを使い分けるようエックスには伝えて欲しい』
「OK、伝えておいてやるよ。それにしても凄えプログラムだなあ、ウィルスまみれじゃなきゃ今すぐこの場で解析したい!!」
無邪気に目を輝かせながらファイルを見つめるルナに微笑するとライト博士のホログラムは消えていく。
「さてと、じゃあ早く爺さんの元へ向かうとするかね」
そしてルナも踵を返すと目当てのレーザー装置を求め、研究所の中枢へ向けて走り出したのであった。
しばらく進むと螺旋階
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