第七千六百八十九話 本領を甘く見るな
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第七千六百八十九話 本領を甘く見るな
ラトビアとチェコは韓国の上司の人の今回の件について欧州の顔役の一人であるスペインにあらためて言いました、チェコは一緒にされているのでスロバキアも連れています。
「あの、幾ら何でもバルト三国とバルカン半島間違えないですよね」
「どうして四半世紀前のことをまだ言いますの?」
「俺今回基本無関係なんだけれど」
「お前等が怒るのも当然やがこれはまだ甘いで」
こう返したスペインでした。
「俺なんかあいつとのサッカーの試合で地獄観たしな」
「あの試合ですか」
ラトビアはすぐにどの試合かわかりました。
「確かに酷い試合でしたね」
「日本相手はもっと酷いで」
「そっちが本領ですか」
「今あいつ日本とは戦争寸前やしな」
武力は用いていませんが。
「これ位はジャブや、日本相手は必殺ブロー連発や」
「あれでジャブって凄いですね」
ラトビアもびっくりです。
「だからこれ位ではですか」
「怒るのは当然でもな」
「落ち着かないと駄目ですか」
この辺りの事情がわかったラトビアでした、そしてそのうえでチェコ達と共にスペインのお話を聞くのでした。
第七千六百八十九話 完
21019・4・8
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