随筆四十七:ほしい物って無くならない!?
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食べ物の場合は一時的にはそうならない?」
笹夜「食べ物でなくても『消え物』であれば、そう言えるのかも知れません♪」
心桜「好きなものを沢山食べた時『もうしばらくいいや』って思わない?」
七夏「くすっ☆」
笹夜「ええ♪ でも、時間が経過しますと、ほしくなってきますから、結局は無くならないという事かしら?」
心桜「そなんだけどね〜! ほしい物が無くならなくて、どんどん増えてゆくのは困るよね!」
笹夜「でも、ほしい物が無くなっても困ると思います」
心桜「え!?」
笹夜「生きる事の楽しみのひとつを、失う事になりませんか?」
心桜「あっ! そうですね!」
七夏「楽しい事は、沢山ある方がいいなって思います☆」
笹夜「心桜さんも、こちらのシュシュで楽しまれては如何かしら?」
七夏「くすっ☆」
心桜「あたしがこのシュシュを買ったら、つっちゃーの髪を束ねて楽しみたいね!」
七夏「え!?」
笹夜「まあ♪」
心桜「あるいは、別の方法で楽しめる事が無いかを考える!」
七夏「別の方法?」
心桜「っそ! 例えばさ、ここにおせんべいがあるけど、これ途中で食べるのをやめた時に、シュシュで束ねてみると・・・」
笹夜「まあ! ちょっと違和感があるかしら?」
心桜「でもさ、これが可愛いお菓子だったら結構似合うかもね!」
七夏「はい☆」
心桜「ま、あたしの場合は、おせんべいを一気に食べるから、結局シュシュの出番は無さそうですけど」
七夏「普通に集めて眺めるのも楽しいです☆」
心桜「コレクションも始めると大変だからなぁ・・・『海これ』も全部集めきれてないし、無理な気がする」
笹夜「まあ、大切なのは楽しめる範囲で、無理せず集める事かしら?」
七夏「ここちゃー、笹夜先輩の今のお話し、聞きました?」
心桜「うぅ・・・確かに、無理してる時があるけど、それも楽しんでいるならいいんじゃない?」
七夏「寝不足には気をつけてくださいね☆」
心桜「・・・はい」
笹夜「心桜さん・・・と言いながら、私も寝不足には気をつけます」
心桜「ん? 笹夜先輩も『海これ』ですか?」
笹夜「美夜には夜更かしにならないように注意してますけど、私も小説を読んでいて夜更かしになったりする事もありますので・・・」
心桜「あ、美夜っちですか!? でも、夢中になってると止め時が難しいですよね」
七夏「・・・はい☆」
心桜「なんだ、つっちゃーも小説で夜更かし組みだった?」
七夏「えっと・・・」
心桜「まあ、ほしい物があるから楽しいって事だよねっ!」
笹夜「ええ♪」
七夏「はい☆」
心桜「ほしい物を手に入れても、ほしい物が無くならない方が良いという事で!」
七夏「くすっ☆」
心桜「んじゃ、これからもつっちゃーが楽しむ『翠碧色の虹』本編はこちら!」
心桜「http:/
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