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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica37-B大隊壊奏曲〜Hunting〜
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り、「砕っ!」ストレートで繰り出してきた。俺はグッと身構え、真っ向から「鉄拳制裁!」左拳を繰り出した。互いの拳がぶつかり、ウルの氷の籠手が大きな音を立てて砕け散った。
「なに・・・!?」『そんな!?』
ウルは痛そうに右手を振りつつも間髪入れずに左上段蹴りを繰り出してきた。それに対して払い除けるように右手を振るって、手の甲で脚甲を砕く。
「チェーンバインド」
――フリーレンドルヒ・ツヴァイ――
俺自身の魔力光サファイアブルーに輝く8本の鎖がウルに絡みついたところで、あの氷の短剣が18本と俺の周囲に展開された。ウルは脅しなど言わず「撃て!」と発射を指示した。短剣は俺の全身に刺さろうかと向かって来たが、パンツァーガイストの効果で突き刺さることなく全弾が砕け散った。
「魔導師と魔術師の違いくらいは聞いてないか? 端からお前じゃ俺には勝てなかったんだよ」
――メタスターゼン・トーア――
「うぐっ!?」
ウルの胸元へと左手を突っ込んでリンカーコアを手中に収める。
「どんな理由かは知らないが、友人や同僚に手を出したことを後悔させてやる」
――
女神の救済
(
コード・イドゥン
)
――
「う゛っ? ず・・・うあああああああああああああ!?」
『ふあああああああああ!?』
ユニゾンしている影響か、ウルだけでなくズィプツェーンからも悲鳴が上がった。魔力を根こそぎ奪ってやると、2人のユニゾンは強制解除され、共にドサッと床に倒れ伏した。まだ意識を保てていられるのかウルがうわ言のように「な、なんで・・・こんな・・・」そう漏らした。
「・・・。ソレウイエル、マカリエル、メナディエルは、オリジナル達の脱出サポートを」
『ウィ!∠(^-^)』
『ヤー!∠(^-^)』
『シン!∠(^-^)』
アリサやスバル達のように、捕らわれていた局員がバラバラになって逃げているかもしれない。脱出ルートを探しているはずだからサポートが必要だろう。で、最後に「ライシエル」の名前を呼ぶ。
「施設内に居る全敵戦力を、順次こちらへ誘導してくれ」
『イエス!∠(^-^)』
フィヨルツェンとの決闘の前に下準備をしておこう。
「ふふ・・・ははは! さあ、コア狩りだ!」
敵性戦力のリンカーコアを狩りに狩ってやる。
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