暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第100話:Oceanographic Museum
[4/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
グマの野望を阻止します」

パーツファイルを受け取ると簡易転送装置でパーツファイルを転送する。

「…急がなければ」

大型船を出ようとした瞬間、エックスに向かって大量の砲弾が飛んで来たので急いで水中に出るとデスエベンジが戻ってきた。

「チッ!!」

舌打ちしながらプラズマチャージショットをコアに向けて放つが、コアを守るバリアにより、プラズマチャージショットが阻まれてしまう。

エックスはセンサーを使い、バリア発生装置を発見するとブレードを装置に突き刺す。

するとバリアが解除され、ある特殊武器を選択すると、露出したコアと砲台に向けて繰り出す。

「フロストタワー!!」

チャージフロストタワーがコアと砲台に降り注ぎ、巨大な氷塊にコアと砲台は貫かれたことでデスエベンジは沈黙し、爆散して木っ端微塵となる。

「何とか破壊出来たか…」

骨董品すら暴走させるシグマウィルスの恐ろしさに戦慄を抱きながらも扉を潜るとマッコイーンを発見した。

「ほう…これはこれはエックス隊長…」

「ハンターベースから一番近いこの海を…使わせて欲しい…大量の水素を作るために…」

「核融合でも起こして…エニグマを使う気だな?」

「そんなところだ…こちらの目的が分かっているのなら、是非協力して欲しい。」

「エックス君…わしは海の男だ…簡単にこの海を手放すわけにはいかない…愚かなことだと分かっている。ただ、男として、君と戦いたい!!」

「分かった…だが、本当にいいのか、マッコイーン…俺は、あなたがこの海を守ることを潔く諦めようと、文句は言わない。侮蔑も侮辱も一切しない。それもまた、あなたの信念だと思って受け入れるつもりだ。それでも、あなたは戦うのか…?」

「何度も言わせないで欲しい…わしは、この海を何としてでも守る。じゃが、心配するな。君がわしを殺しても、わしは君を恨んだりはしない。誰の中にも譲れない“正義”があるのだから。」

マッコイーンは表面上は穏やかで、その実深い意味を持たせた話をする。

彼の言葉によりエックスの迷いは吹っ切れた。

「分かりました。ならばもう言葉は不要ですね。俺もあなたに最大の敬意を払って、全力で相手をします…」

エックスはエネルギーをチャージするとマッコイーンに向けて両手を翳す。

「ダブルサイクロン!!」

高い貫通力を誇るチャージダブルサイクロンがマッコイーンを襲う。

「アイスブロック!!」

前方に氷のキューブを繰り出し、チャージダブルサイクロンを防ぐ。

ガリガリと氷を削る音が聞こえたが、マッコイーンは水中での高い機動力を活かして、縦横無尽に動き回る。

「くっ…速い!!」

戦闘用レプリロイドではないと聞いていたが、マッ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ