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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第100話:Oceanographic Museum
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とで砲門が爆散する。

次にデスエベンジの後方に移動するとミサイル砲台にプラズマチャージショットを繰り出す。

「たあああああっ!!」

そしてチャージブレードで残りの砲台を破壊し、とどめとばかりにプラズマチャージショットでスクリューを破壊するとコントロールを失ったデスエベンジは何処かへ消えていく。

「…やったか…よし、早くマッコイーンの元に向かわなければ…!!」

それを見届けるとエックスはマッコイーンに会うために先を急いだ。

「やはり水中では思うように動けないな…」

苦々しげに呟きながらも、出来るだけ早くマッコイーンに会うためにエアダッシュの応用でしばらく泳いでいると旧世紀の木造の大型船に辿り着き、エックスは辺りを見回して溜め息を吐いた。

ここなら水中よりまともに戦える。

急いでマッコイーンの元に向かうが、しばらく船内を走るとエックスの視界にあのカプセルが入った。

「あれは…」

ライト博士のカプセルを発見し、エックスが歩み寄るとカプセルが起動してライト博士のホログラムが現れる。

『お前達レプリロイドにとってシグマウィルスが蔓延する今の地上は正しく地獄じゃ。この地獄を打開すべくわしはお前に新たなアーマー…機動力に特化した強化アーマーである“ファルコンアーマー”を用意した。既にルインに一部を渡してある。だが今までのようにパーツを作成するには、このウィルス汚染の著しいこの場所ではリスクが大きい。よって今渡せるのはこのアーマー用プログラムを記録しておいたファイルのみじゃ。エイリアに渡してファルコンアーマーを完成させてもらって欲しい。彼女には既に話を通してある』

そう言うとライト博士はエックスの手にパーツファイルを手渡した。

『これに記録されておるのはボディパーツじゃ。セカンドアーマーのギガクラッシュやフォースアーマーのノヴァストライクと同様に敵から受けるダメージを軽減し、そのエネルギーを吸収し蓄積させる事で広範囲に渡り無数の貫通弾を発生させるギガクラッシュの派生系、スピアショットウェーブを使えるようになる。それだけではない、ルインのHXアーマーを解析したことで本来のファルコンアーマーよりも機動力の底上げに成功したのじゃ。本来のファルコンアーマーには搭載されていなかったが、ボディパーツの大型バーニアによって長距離、短距離の従来よりも小回りが利くエアダッシュがタイムラグ無しに使用可能となり、このエアダッシュにもエネルギーフィールドが発生して体当たり攻撃が可能となる。』

「…分かりました。ファルコンアーマーのパーツファイルを受け取りましょう」

『エックス…戦いとは辛く悲しい物じゃ。しかしその先にある人々の笑顔…忘れるでないぞ』

「はい…ありがとうございますライト博士。必ずやシ
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