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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第100話:Oceanographic Museum
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ど、確かにこれはルインでは厳しかったかもしれないな…!!」

海に潜ったエックスは骨董品同然のデスエベンジが突如作動し、大海へと乗り出してその近辺で破壊の限りを尽くしているのを発見した。

自己進化、自己再生、自己増殖と言った凄まじき特質を備えるシグマウィルスに寄生されてしまえば、作動するはずのない骨董品が動き出したとて何の不思議もないのだから。

エックスはデスエベンジの猛攻を凌ぎながら、デスエベンジの砲門に向けてバスターを構えた。

「まずは砲門を潰す!プラズマチャージショット!!」

まずは頭部の砲門をプラズマチャージショットで潰していく。

大型潜水艦だけあり、デスエベンジの耐久力は凄まじいものがあるが、いくら劣化してもスパイラルクラッシュバスター並みの威力を誇り、着弾点にプラズマを発生させ追加ダメージを与えるプラズマチャージショットの前では形無しだ。

最初は水中と言うこともあり、水陸両用の特殊アーマーを持つルインが候補に挙がったのだが、暴走するデスエベンジを発見したエイリアによって人選が変更され、エックスが海に向かったのだが、その判断は正しかった。

LXアーマーは水中での機動力は優れているが、装備や技の関係上、デスエベンジのような大型潜水艦の破壊は不向きだ。

「もう1発!!」

更にプラズマチャージショットを放ち、他の砲門を破壊するが、デスエベンジの追跡は止まらない。

舌打ちしたい衝動に駆られたが、エックスは意識を集中させると両手に風属性のエネルギーを纏わせる。

かつてのレプリフォース大戦で得たストーム・フクロウルの特殊武器。

「喰らえ、ダブルサイクロン!!」

チャージダブルサイクロンを受けたデスエベンジは凄まじい乱流により押し戻された。

その隙に前進しようとするエックスだが、デスエベンジはシグマウィルスにより推進力が強化されているのか、チャージダブルサイクロンにより生じた乱流を抜け出して来たのだ。

「(せめてノヴァストライクさえ使えれば…)」

負担は絶大だが、ギガクラッシュのエネルギーを一点集中して繰り出す体当たり攻撃。

それを使えればデスエベンジの強固な装甲を貫いて、動力炉を破壊出来るのだが…。

「無い物ねだりしても仕方ないか!!」

Xブレードを抜き放ち、光刃を発現させると口の砲門にチャージブレードによる一撃を喰らわせる。

しかしそれだけでは決定打にはならずに口の砲門のエネルギーチャージが開始されたが、エックスは既にチャージを終えていたバスターを砲門に向ける。

「プラズマチャージショット!!」

プラズマチャージショットがデスエベンジの口の砲門に炸裂し、損傷していた上にエネルギーチャージ中にプラズマチャージショットを受けたこ
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