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英雄伝説〜灰の軌跡〜 閃V篇
外伝〜霊園の改変〜(3章終了)
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してゾア=バロールを怯ませ
「崩しました!」

「続くわ――――――行くわよっ!バラバラになっちゃえ!祓砕斬!十臥!!」
ゾア=バロールが怯むとリタとリンクを結んでいるカーリアンが身体を回転させながら敵に突進して攻撃して敵の背後を駆け抜けた後双剣から闘気による十字の衝撃波を放った!
「――――――!?」

「馬鹿な!?戦術殻の始まりにして最強の戦術殻であるゾア=バロールが人如きに破壊されるだと…………!?」
カーリアンのSクラフト――――――祓砕斬・十臥によるダメージに耐え切れず、十字の衝撃波を受けた事で十字型に破壊されたゾア=バロールの末路を見た男が信じられない表情で声を上げたその時!
「我と共にありし聖槍よ……天に昇りて煉獄を照らす光の柱と化せ…………」

「く…………っ!?」
詠唱を終えたリタが自身の背後に無数の聖槍を召喚し、それを見た男は結界を展開して防ごうとした。
「走れ!空の聖槍!!

「ぐうううううっ!?ぁ――――――」
次々と襲い掛かる無数の聖槍を結界で耐えていた男だったが、何度も聖槍がぶつかった事で罅が入った結界に限界が来て結界が破壊されると呆けた声を出し、そこに残りの聖槍が無常にも襲い掛かった!
「ぐ――――――ぎゃああああああああぁぁぁぁぁぁぁ――――ッ!?」
無数の聖槍は男に襲い掛かって周囲の地面に刺さった後最後に巨大な光の柱を発生させ、それを受けた男は全身が浄化の光によって焼かれる強烈な痛みに悲鳴を上げ
「バ、バカな…………この私が人如きに敗れる…………だと!?」
光の柱が消えると浄化の光に焼かれた影響で全身から煙を出して満身創痍の状態で戦闘不能になり、地面に膝をついた!


「…………まさかアルベリヒまで敗れるなんて…………どうやら僕達は君達メンフィルの事を未だ過少評価をしていたようだね…………」
それぞれの戦闘が終わり、黒衣の男の敗北を見たゲオルグは信じられない表情をした後表情を歪めてエヴリーヌを見つめ
「あんな雑魚を操る事とウィルと違って中途半端な技術しかない奴如きがエヴリーヌ達の力を計れるなんて考えをしている時点でバカじゃないの?」

「”雑魚”とは言ってくれるね…………技術はともかく、ナグルファルはあれでも性能はアガートラムやクラウ=ソラスよりも上なんだけどね…………」
冷酷な視線で自分を見つめて酷評したエヴリーヌの指摘にゲオルグは悔しそうな表情で答えた。
「2年前の”七日戦役”や内戦でのメンフィル帝国を敵に回した貴族連合軍のように、君達も”相手が悪すぎた”―――それだけの話さ。さてと…………私を抹殺しようとした事や君達の”名前”の件も含めて、詳しい事情を聞かせてもらおうじゃないか、”ジュルジュ”。今回ばかりは私も頭に来ているから、何も話さないつもりで
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