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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第99話:Weapons Stockpile
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現在一番硬度が高いと言われるセラミカルチタン合金よりも硬い。
それだけでなく、熱伝導率が極めて0に近いという、伝説の金属の名に相応しい理想の性質を持っていた。
ルナによるとこれをエニグマの砲身の強化だけではなく、オリハルコンの性質をエンジンに応用することでダグラスが予想していた出力の3倍以上になると言う。
ゲイトもオリハルコンを他に使えないかと考えを巡らせている最中である。
「それにしても、グリズリーはどうして貴重なオリハルコンを大量に所持してるんだろうね?オリハルコンはハンターベースにだってないのにさ」
貴重な金属を大量に所有しているグリズリーに対して疑問が浮かぶ。
『そうね…確か…戦力が集中しないように、レプリフォースやエネルギー研究所に預けられたらしいわ。100年前の過去の大戦では、1人の科学者が莫大な資金と資源、兵器を所持していたために起こった…再来を防ぐためにパーツが分散されたという説があるわ』
「へえ…とにかく急がないとね…行くよ!!」
HXアーマーに換装して、エアダッシュを駆使して一気に突き進む。
トラックの動力炉のコアは光線を放つ機能を併せ持っていたために、破壊は容易ではなかった。
「プラズマサイクロン!!」
光線をかわしながらトラックのコアに電磁竜巻を叩き込んで破壊する。
何とかトラックの暴走を止めることが出来たが、暴走を止めたら止めたで、爆発のカウントダウンが始まった。
大破していくトラックをエアダッシュとダッシュを駆使して駆け抜けると、別のトラックに突っ込む直前に離脱した。
「あ…危なかったあ」
着地して前を向くと、洞窟の前にいた。
恐らくはここがグリズリーの拠点なのだろう。
『大丈夫ルイン?この先に強力なエネルギー反応があるわ…気をつけて』
「うん…」
洞窟の中は土壁で作られた要塞で、暴走トラックやメカニロイドが迫り来るが、ルインがXアーマーに換装して即座にダブルチャージショットで破壊した。
要塞内を突き進むと、ふと見慣れたカプセルが視界を過ぎった。
「ライト博士?」
カプセルに近づくと、ルインの前にライト博士のホログラムが現れた。
『ルインよ。またしても大変なことになってしまったようじゃ…レプリロイドにとってウィルスまみれの現状は正に地獄じゃ!!今までのようにパーツをこの場で作成するのはウィルスの危険があって不可能…安全な場所でプログラムを解析し、パーツを作成するのじゃ。聞こえるかねエイリア?』
『はい、ライト博士』
ルインの通信機越しからエイリアがライト博士の問いに答えた。
『君ならこのプログラムを解析出来るはずじゃ、出来れば全てのプログラムが集まった時にパーツを完成させて欲し
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