第五十話 冬休みその十三
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「気になって仕方ないのよね」
「そうよね」
「ええ、まあそうしたことは置いておいて」
言ってもすぐにどうにかはならないからです、背のことは。
「お買いものはね」
「ええ、何を買うかわかってるわよね」
「メモあるから」
実際にそのメモを取り出して上の妹に答えました。
「安心して」
「じゃあ今からね」
「順番に買っていきましょう」
その買うものをです、そして実際にでした。
私達二人でお買いものを済ませました、そのうえでお家に帰ると下の妹はひのきしんを終えてお昼の用意をしようとしていました。
「おかえり」
「ええ、おかえり」
見れば大石さんも一緒です、大石さんも私達に笑顔でお迎えしてくれました。
「おかえり」
「はい、おかえりなさい」
私も上の妹も大石しさんに笑顔で挨拶を返しました。
「じゃあ今から」
「御飯にしましょうね」
「それじゃあ」
大石さんに応えてです、そうして。
私達は四人で御飯を食べはじめました、ここで下の妹が大石さんに御飯を食べながらこんなことを言いました。
「大石さん年末年始はご実家には帰られないんですか?」
「娘夫婦の?」
「はい、そうされないんですか?」
こう聞いていました。
「今年は」
「いや、私が帰っても邪魔だしね」
「だからですか」
「ええ、帰らないわ」
「邪魔な筈ないですよ」
下の妹は大石さんに言いました。
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