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ある晴れた日に
140部分:妙なる調和その十二
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いいんじゃないの?」
 咲は彼のその話を聞いて述べた。
「ちゃんとしていないとはっきり言って困るし」
「警察とか自衛隊はね」
「確かにそうだよな」
 皆も咲のその言葉に賛成して頷く。これについては誰も異論はなかった。
「ちゃんとしてもらわないとな」
「洒落にならないよ」
「ここはまあ治安はいいけれど」
 茜は今彼女達がいるこの街について言及した。
「それでもね。やっぱりちゃんとしてもらわないとね」
「治安!?いいのかね」
 ところがここで。坪本がふとした感じで言うのだった。
「最近のこの街ってよ。治安いいか?」
「おい、それって」
「何かあったの?」
「何かよ。聞かねえか?」
 坪本は顔を顰めさせる一同に対してまた言った。
「最近ほら、あちこちの学校の花壇や飼育の動物達がな」
「あの噂本当だったの!?」
「らしいんだよ、これがな」
 今度は彼自身が顔を顰めさせて凛に述べた。

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