疑問
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、はっきりとは言えんがわしはそうだと考えておる。』
『・・・・・・』
『この事は、まだチフユには黙っておいておくれ。あの子に二度も辛い思いをさせたくないのでな。』
『はい、わかりました博士。』
ドア越しで聞こえてくる二人の会話を聞いてチフユは、改めて二人の優しさを感じた。
(・・・・・・・・ありがとう、お父さん。ロック。)
2人に心配かけさせまいとチフユは、深呼吸をし、ノックをして部屋に入って行く。
「あっ、チフユ姉さん。」
「すまなかったロック。私が気を失っている間のことはロールから聞いた、お前一人にやらせてごめんな。」
「チフユ、もう大丈夫なのか?」
「はい、ご心配おかけしました。もう、大丈夫です。」
「そうか・・・・・ん!?」
その直後、モニターにサイレンと共に映像が映し出される。
「大変じゃ!ワイリーがロボット博物館を襲っている!チフユ、行けるか?」
「はい、いつでも。」
「二人とも、急いで博物館へ向かってくれ。」
「行くぞ、ロック。」
「うん!」
2人は急いでロボット博物館へと向かった。
ロボット博物館
2人がロボット博物館へと到着した頃には、ワイリーは既に引き上げようとしていたところだった。
「うん?ノコノコとやってきおったか。」
ワイリーは円盤から二人を見下ろす。円盤のアームには博物館で展示されていたガッツマンの試作機が握られている。ちなみにオリジナルは今でも建設現場でバリバリと働いている。
「ワイリー、ガッツマンの試作機をどうするつもりだ!」
「フン、小娘が。ワシがそんなことを言うと思っておるのか?」
ワイリーは、指を鳴らす。すると上から2人よりも巨大なロボット マッシュが落ちて来た。
「お前たちはコイツの相手でもしていろ。ワシは忙しいのでな、さらばじゃ!ガッハッハッハッハッハ!!」
ワイリーは円盤の中に戻り、飛び去って行く。マッシュは飛び跳ねながら二人に襲い掛かる。
「コイツ!」
チフユは、右腕をバスターに変形させてマッシュの頭部を狙い撃つ。するとマッシュの頭部は飛ばされてしまい、見境なく暴れ始める。
「なっ!?」
チフユは、マッシュの体当たりを避けながらバスターを連射する。しかし、ボディ自体にダメージが通った様子はない。
「バスターでダメージを受けないとは・・・・・・」
マッシュは、頭部を拾ってくっつけ直すと再び二人に向かって来る。
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