暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第96話:Paradise
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は来れるようなのだ。

ルインも当時はいたのだが、エックスが近くにいたことと、ルイン自身が特A級ハンターと言うこともあってそんな命知らずはいなかったが。

そしてパーティーは始まり、運良く海岸は誰もおらず、ハンター達が独占する形となった。

アーマーはハンターベースを離れる前に解除しており、全員が水着姿。

寄せる波に足を入れて涼を楽しんだり、水をかけあったりしていた。

「やっぱりいいね〜こう言うの」

「あ、うん…」

隣に座ってジュースを飲む朱色のビキニの水着姿のルインを直視出来ず、エックスは顔を逸らしながら答えた。

因みにルインに邪な視線を寄越す輩は一睨みで怯ませ、後で減給を心に決めている。

「こう言うの初めてだけど楽しいわ」

「あ、エイリア……!?」

声に振り向いたエックスは思わず絶句してしまった。

エイリアの水着姿は初めて見たが、想像以上のスタイルの良さに思わず赤面してしまうくらいに破壊力抜群だ。

仕事では纏めていた髪を下ろし、腰にパレオを巻いた黄色のビキニを着ている。

「わあ、エイリア。その水着似合ってるよ。ねえ、エックス?」

「え?あ、うん…似合ってるよ…凄く」

「そ、そう?…ありがとうエックス」

照れ笑いを浮かべるエイリアに周囲の男性ハンター達は感動の涙を流していた。

「ああ、ルイン副隊長とエイリアさんの水着姿を拝めるなんて幸せ過ぎる…」

「2人共、美人でスタイル抜群だしなあ…」

「今までの俺達の幸の薄さはこの幸福のためにあったんだな…!!」

「今までの事件もこの幸福のためにあったと言うのなら受け入れられるぜ!!」

「アイリスさんも中々のレベルだぜ…」

「ゼロ隊長のために頑張ってみましたって感じの水着だもんな…」

「良いなあ、エックス隊長やゼロ隊長…」

「もう俺、機能停止してもいい…!!」

「いや、幸せ過ぎて小突かれただけで死にそう…!!」

「ほう?そうか、ならばお前達のお望み通り楽にしてやろうか?」

【ゼロ隊長、手伝います】

アイリスに邪な視線を向けたハンター達に静かに怒るゼロと女性ハンター達に引き摺られていく。

【でぇやあああああううううううっ!!!!】

向こう側で男性ハンター達の断末魔が響き渡った。

因みにとどめは落鳳波だったようだ。

エックスもエイリアとルインに邪な視線を向けたハンター達の更なる減給を決意した。

「こう言う暑い日にはアイスを食べて涼もうぞ!!」

メカニロイドに運ばせた大型冷凍庫からアイスを出して全員が口に運ぶ。

「やっぱりこの中にかき氷が入ったアイスは美味しいね」

「ええ、大昔からあるアイスらしいけど美味しいわね
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