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ヘタリア学園
第七千六百八十話  万葉集からは

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第七千六百八十話  万葉集からは
 令和という元号を聞いて中国は言いました。
「今回は僕の古典からではないあるな」
「そうなのかい?」
「そうある」
 中国はアメリカに答えました。
「これは万葉集からとのことある」
「それは珍しいのかい」
「よく僕の古典から取っているあるからな」
 日本の元号はというのです。
「これは珍しいある」
「そうなのかい」
「まあ日本の古典も多いあるからな」
 ここでこのことに言及する中国でした。
「こうしたこともあるあるな」
「それに万葉集は優れた古典だしな」
「いい歌集ある」
 奈良時代に編纂された日本の素晴らしい歌集です。
「それから取るのはいいセンスある」
「君から見てもだな」
「元々元号のルーツは僕あるから、ただ」
 ここでふと暗いお顔になった中国でした。
 そしてアメリカにあることを言うのでした、その言うことはまさかこうなるとは思っていなかったことでした。


第七千六百八十話   完


                  2019・4・3


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