第百二十五話
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第百二十五話 喉が渇いて
小田切君は朝の五時に起きた、寝たのは十二時位であったが目が覚めた。どうして起きたのかというと。
「喉が渇いて」
「それでかよ」
「そうなんだ」
丁度台所で会ったライゾウに聞かれて答えたのだ。
「起きたよ、何か今はね」
「頭痛いだろ」
「かなりね」
実際にとだ、小田切君は答えた。
「だからちょっとね」
「今からだな」
「お水飲んで」
「それからだな」
「ジャージだしね」
小田切君はライゾウに自分の今の格好の話もした、小田切君の寝間着はジャージでそれでラフに寝ているのだ。
「トレーニングルームで自転車漕いでね」
「汗かくんだな」
「千キロカロリー位消費しようかな」
「それ位だと汗もかなりかくよな」
「何なら千五百でもいいし」
「自転車好きだな」
「サイクリング好きなんだ」
それでとだ、小田切君はライゾウに答えた。
「だからね」
「あれだとそこまで身体動かせるんだな」
「それでね」
「風呂入るんだな」
「そうするよ」
「まあそれだけやったらな」
「二日酔いは解消されてるよね」
ライゾウに三杯一気に水を飲んでから言った、すると少しであるが二日酔いが解消されてきた。そのことを実感しつつの言葉だ。
「もう」
「そうだろうな」
「お風呂でサウナにも入って」
「湯にも入るな」
「もうとことん汗をかいて」
そうしてというのだ。
「すっきりするな」
「そうするよ、今から」
「じゃあな、あとな」
「ああ、朝だからね」
小田切君はライゾウの言いたいことを察して笑って返した。
「ここはね」
「飯くれよ」
「わかってるよ」
小田切君はライゾウにご飯をあげた、それからまずはトレーニングルームに入った。そうしてまずはそこで汗を流した。
第百二十五話 完
2019・1・23
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