暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第95話:Panic
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『いや、頑張るのじゃぞエックス。仲間達と共にな』
「はい、あのライト博士に報告があるんです」
『報告?』
「ライト博士は現状の人口減少の打開策はご存知ですよね?」
『ああ、あれか。まさかまた同じような事態になるとは思わなかったがのう』
「え?ライト博士がご存命の時にも似たようなことがあったんですか?」
『まあ、わしが生きていた時はまだ人口に余裕があったから長続きはしなかったがね』
それを聞いたエックスは少なからず安堵した。
取り敢えず過去にも同じような事態はあったらしい。
「そ、それでですね…ゴニョゴニョ…」
『ふむふむ…な、何と……おめでとうエックス。2人もエックスを頼んだよ』
「「は、はい…」」
『そうそう…エックス、孫は期待しても良いのかね?レプリロイドはDNAデータを編集すれば子供を設けられる。設計はわしがしても良いが?…と言うかさせて欲しい』
その発言にエックス達は転けてしまう。
「ラ、ライト博士!いきなり何を言い出すんですか!!大体孫ならソニアがいるじゃないですか!!」
『エックス…孫は何人いてもいいんじゃ。流石に人ならざる身では孫を抱くことは叶わん。しかし、見て話すことは出来る。そしてわしの夢は世界平和じゃが、その孫と戯れることが今のわしの平和以上の夢なのじゃよ。…エックスよ、お前はわしから奪うというのか!?息子夫婦の孫と戯れたいというささやかな夢をこのわしから!!?』
「あ、あの…その…」
「うう〜」
「き、稀代の天才科学者も孫が欲しいと思うのは変わらないのね…」
何故か正座をさせられて熱弁を受ける羽目になったエックス達。
因みにソニアはお昼寝していた。
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