暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第95話:Panic
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得しているようだ。

「やっぱりお似合いよねあの3人」

「畜生!!やっぱり美人は顔ってことかよ!!俺だって!!」

「エックス隊長は誠実な人だし、下心ありありのあんたと比べること自体が間違ってるわ」

「違いない」

「きっとエックス隊長なら副隊長とエイリアさんを平等に愛してくれるはずよ!!」

「いいなあ、副隊長とエイリアさん…」

「なあ、なら俺と」

「お断りします(即答)」

「うわあああああ!!!(玉砕&号泣)」

「俺達から見ても納得の形で収まってくれたよなホーネック」

「そうだな、ビートブード。正直あの3人でないとな」

「俺も良かったですよ、あの3人が気まずくなるなんて見たくないし」

「そうね、幸せになって欲しいわ」

「ゼロ隊長もアイリスさんと言う恋人も出来た事だし、良いことが連続で起きているなあ」

「とんでもない事件が起こる前兆だったりするかもしれないわね…」

「恐ろしいことを言うなよ…もう戦争とか事件はもうこりごりだぜ…」

周囲が嫉妬やら暖かい視線をエックス達に向けて来る。

「何か…周囲にも何時の間にか知れ渡っているし…みんな受け入れてるみたい…だな」

「え、ええ…」

自分達の反応がおかしいのかと思わず頭を抱えそうになるエックスとエイリア。

「私は嬉しい。私はエックスもエイリアも大好きだからみんなが認めてくれて…凄く嬉しい」

「「…………」」

ルインの言葉にエックスとエイリアは互いに顔を見合わせてフッと笑った。

実際にエックスとエイリアも互いに仲間で片付けるには近すぎる存在だと感じ始めていたのでこんな形でのスタートだが、一緒に未来を進んで行くのも良いのではないかと思い始めた。

「エックス、こんなスタートだけどよろしくね」

「こちらこそ」

「ふふふ…」

悩むのも馬鹿らしく感じたのか、エックスとエイリアも互いに笑みを浮かべた。

そう言えばゼロは今頃どうしているのか。

「………」

「あ、ゼロ…そこタイプミス」

「むっ、すまん」

シグナスに提出する書類作成中、ミスに気付いたアイリスが指摘するとゼロは慌てて訂正する。

書類関係の仕事が苦手で出来ない訳ではないのだが、やはり性分なのか体を動かしている時が良いらしく、書類仕事が終わった時はすぐにトレーニングルームに直行する。

「……これで完成だ。」

「お疲れ様ゼロ。私はこの書類を総監に提出してくるわ」

「ああ、トレーニングが終了したら昼飯を一緒に摂って、その後は…ん…?」

「ゼロ」

部屋に入ってきたのはエックス達だった。

「何だ?何か用か?」

「そう言えばゼロとアイリスに伝えないと
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