暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第95話:Panic
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いか」
またとんでもないことを言い出したゲイトにエックスとエイリアがキッと睨んだ。
「あなたはまた何てことを言い出すの!?」
「そんなこと出来るわけないじゃないか!!人として、いやレプリロイドとしても最低だろう!!」
「あれ?君達は知らないのかい?」
「え?」
首を傾げるゲイトにエックスも思わず首を傾げた。
「君達はちゃんと新聞を読んだ方が良いよ。度重なる戦いで人類の人口と優秀なレプリロイドの数が激減した今、人口と優秀なレプリロイドの数を増やすために複数人との恋愛と結婚が容認されたんだよ。ほら、証拠の先週のカ○コン新聞」
ゲイトが差し出した新聞を受け取り、全員が読み始めた。
「あ、本当だ」
レプリロイドはDNAデータを編集することで子供が設けられ、更に編集元のレプリロイドが高性能な程に性能以外の能力も高くなる(例:ロクゼロ四天王)。
ある意味政府が形振り構ってないとも見えるが、あまり事を荒立たせたくないルインからすれば都合が良いかもしれない。
「17部隊の男性の隊員が喜んでいたのはこのためだったのか!!」
「そう言えばゼロに近寄る女性隊員やオペレーターも増えたわよね…」
アイリスが不安そうにゼロを見ていてエイリアに相談を持ち掛けてきたこともあった。
「よし、もうこうなったら私達も乗っかっちゃおう」
「「え?」」
「私達3人で幸せになろうよ!!」
「ええ!?」
「ルイン!?しっかりするんだ!!こんなふざけた法が長続きするわけ…」
「でもエイリアだってエックスのことを好きみたいだし、私もエックスが好きでエイリアも大切な友達だから険悪になりたくないからこれしかないの!!」
「え…ええ…?」
「はっはっはっ、これにて一件落着だね」
「黙りなさいゲイトーーー!!」
ゲイトの笑い声とエイリアの怒声がハンターベースに響き渡った。
そして数日後、エイリアは自身に宛てがわれた部屋でフォースアーマーの解析をしていた。
いずれこれもサードアーマー同様に、復元してエックスに使ってもらう予定だが…。
「………はあ」
全く解析が進まない。
何故ならエックスとルインとの関係に悩んでいたからだ。
まさかこんなことになるなんて思わなかったし、ルインの乱心でエックスと関係を持つことになった…なったのだが、嬉しいと感じている自分もいるわけで。
「……ああ、エックスと顔を合わせられないわ…」
「やあ、エイリア。資料を貸してくれないかな?おや、どうしたんだい頭を抱えて?」
元凶のゲイトが部屋に入ってきたので、罪悪感云々は置いといてエイリアの機嫌は急降下。
「機嫌が悪いね、何かあったのかい?って、痛い
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