暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第95話:Panic
[3/8]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
んなことさせて」

「全くだよ、あんな頭が固いだけの無能共に僕の子供達を処分されてしまうなんてね…」

「「え!?」」

「ゲ、ゲイト!?あなた何時から…」

目を見開いて何時の間にかこの部屋にいたゲイトを見遣るエックス達。

「君達が長々と話していた時にね。エイリア、別に君のことは責めるつもりはないよ僕は、あの時の君は一介の科学者で上の連中の命令には逆らえない。逆らったら君がイレギュラー認定されていた可能性も否定出来ない…悔しいけどね」

「ゲイト、私は…」

「謝罪は無用だよエイリア、謝罪をしなければならないのは君ではなく無能共の方だ。まあ、ルインのおかげでこうしてハンターベースに配属されたんだ。僕の力を試す絶好の機会でもある。あの無能共は必ず見返してやる…ここで数々の功績を挙げて僕の研究が、夢が正しいんだと言うことを証明してみせる!!」

闘志の炎を瞳に宿しながら自身に誓うゲイトに、ルインは笑みを浮かべた。

「そっか、頑張ってゲイト!!私はゲイトの夢を応援してるからね!!」

「ありがとう、全く…世の中の連中が君みたいに理解力があればいいのに……」

「…でもゲイト、イレギュラーハンターは組織だから…安全性は…」

「それくらい分かってるよ、僕の心配より恋人の心配をしたらどうだいエイリア?彼は戦闘型なんだから」

「え?」

「エイリア、恋人いたの?」

「ん?エイリアはエックスと恋人同士じゃないのかな?」

その言葉に部屋の空気が凍り付いた。

「え?ええ!?」

「な…な、何を馬鹿なことを言ってるのよゲイト!?」

「へ……?」

目を見開くエックスと赤面してしまうエイリア、顔面蒼白になるルイン。

「え?違うのかいエイリア?君はハンターベースから戻ってくる度にエックスの話題を出してくるじゃないか。てっきり僕は君達がお付き合いをしてるのかと…研究所でも精鋭部隊の隊長、エックスと研究所トップのエイリアはエリートカップルだって話題で持ちきりで…君に好意を抱いていた奴らはがっかりして諦めていたからね……」

「そ、そんな事態になっていたの!?」

「エ、エックス…?」

顔面蒼白の涙目でエックスを見つめるルインにエックスは慌てた。

「ルイン!!待ってくれ誤解だ!!俺も初めて聞いたぞ!!?」

「そう言えばみんなも私が復活するまでエックスとエイリアは仲良かったって…」

思わず頭を抱えるルイン。

「ル、ルイン?」

「どうしよう、私、この時程さ、別の意味で自分の行動を呪ったことない。エックスのことは好きだしエイリアとは険悪になりたくないし…」

「………」

「何を悩んでいるんだい?エックスが2人とお付き合いをすれば済む話じゃな
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ