第92話
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で成長したわね…………」
「うむ、双方よい戦いじゃったぞ!」
デュバリィ達の戦闘不能を見届けたリアンヌはリィン達の勝利を宣言し、リィン達の勝利にアルフィンやアンゼリカ、サラはそれぞれは嬉しそうな表情を浮かべ、リフィアは満足げな様子で双方に対して感心していた。
「やったぁぁぁぁぁぁっ!!」
「ハア…………ハア…………これが本気を出した”鉄機隊”か…………」
「フフ、まさかたった3人で数倍以上の人数差を埋めるなんてさすがは分校長自らが”武”を教えた弟子にして”現代の鉄騎隊”と言うべきでしょうか。」
「うん…………それにブリオニア島で戦った時とは比べ物にならないくらいの気迫を感じたわ…………」
「…………とにかく、疲れました…………」
「ハッ、あの星洸陣とかいう鬱陶しいのがなかったら、もっと早く勝てたんだがな。」
自分達の勝利にユウナは喜び、ミュゼやゲルドはデュバリィ達の強さについての感想を口にし、アルティナは疲れた表情で溜息を吐き、アッシュは勝ち誇った笑みを浮かべた。
「えへへ、ボク達の勝ちだね〜!わーい!やったー!!」
「後輩達もいる目の前で子供のようにはしゃぐな、阿呆。みっともないだろうが。」
「フフ…………」
無邪気に喜んでいるミリアムにユーシスは苦笑しながら指摘し、その様子をガイウスは微笑ましそうに見守っていた。
「――――これで貴女達の望み通り、俺達と貴女達の決着はついた。一応念の為に聞いておくが、まだ続けるつもりか?」
「見損なわないでください…………決着がついた以上、そのような無粋な真似はしませんわ。」
「ふふっ、”星洸陣”まで破られてしまった以上、我らも”完敗”を認めるしかあるまい。」
「そうね…………正々堂々互いに全力を出しあった決着だから文句はないわ。」
元の姿に戻って太刀を鞘に収めたリィンの問いかけにデュバリィは静かな表情で答え、自分達の敗北にアイネスとエンネアは清々しい様子で答えた。
「――――とはいっても、今の決着はあくまでZ組・特務部隊の混合隊と鉄機隊の決着であって、貴方達との決着はついていませんから、これで勝ったと思わない事ですね―――”灰色の騎士”にNo.U!!それとアルゼイドの娘にも、仲間達が私達に勝ったからと言って自分も勝ったと思うのは大間違いであることも伝えておきなさい!」
「やれやれ…………100戦以上も剣を交えていながら、まだ凝りていないのか…………」
「大人げなさすぎです、”神速”の。」
「ハハ…………機会があれば、後日”模擬戦”という形なら喜んで受けさせてもらうよ。」
すぐに気を取り直してリィンとレーヴェを睨んだ後サラ達を睨んで声を上げたデュバリィの主張にリィン達やリウイ達だけでなくエンネ
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