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英雄伝説〜灰の軌跡〜 閃V篇
第92話
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る能力を強化する事もあるが、受けたダメージを自動回復する効果も付与されている。恐らくそれが影響しているだろう。」

「ちょっ、そんなのずるくない!?」

「というか既に向こうが発動しているリンク効果を知っているのでしたら、予めわたし達にも説明しておいてほしかったのですが。」

「うふふ、おしゃべりはそこまでにしておきなさい。」

「ああ…………―――来るぞ!!」
総攻撃を受けてもなお耐えたデュバリィ達を見て驚いているユウナに説明したレーヴェの話を聞いたミリアムは驚き、アルティナはジト目でレーヴェに文句を言い、反撃の構えをしたレンとリィンが仲間達に警告をするとデュバリィ達が反撃を開始した。
「今度は私達の番ですわ―――”星洸陣”の真骨頂、その身をもって思い知りなさい!アイネス、エンネア!」

「応!!」

「援護するわ!―――どうかしら!?うふふ…………」
デュバリィの号令にアイネスと共に力強く応えたエンネアは跳躍して空から無数の矢を放ってリィン達にダメージを与えると共にその場を動かないように牽制をし
「フン―――砕け散れ!!」
エンネアの攻撃が終わるとアイネスが跳躍をしてリィン達に斧槍を叩き付けて衝撃波を発生させて追撃をし
「見切ってみなさいな―――斬!!」
止めはデュバリィが分け身と共に神速で斬り込んでリィン達にダメージを与えた!


「くっ…………まさかあれ程の連携力があるなんて…………セレーネとミュゼ、アルティナは先程のダメージの回復を!他は反撃だ!―――とにかく連携力を落とすためにまずは一人ずつ確実に潰していくぞ!」

「おおっ!!」
デュバリィ達の連携技―――デルタストリームに耐えたリィンは仲間達に指示を出し
「教官、まずは誰を一番最初に制圧するの?」

「――――まずは後方からの援護を行っている”魔弓”を最優先に制圧する。」

「クスクス、後方からの援護を先に潰せば敵の脅威度は一気に下がるから”戦の定石”ね♪」

「ついでに言えば後ろから魔術や遠距離攻撃する奴って前衛と比べたら、弱いしね。ま、エヴリーヌは違うけど、くふっ♪」
ゲルドの質問に答えたリィンの説明を聞いたレンは小悪魔な笑みを浮かべ、エヴリーヌは不敵な笑みを浮かべた。
「あらあら…………指名されちゃったわね。」

「フフ、まあ戦術としては定石で間違ってはいないが…………」

「”星洸陣”を発動している私達に定石が通じるのならば、やってみやがれですわ!」
一方リィン達の会話を聞いたエンネアは口元に笑みを浮かべながらも目は笑っていない状態でリィン達を見つめ、それぞれリィン達の作戦通りにさせない事を決意したデュバリィとアイネスはそれぞれ迎撃の構えをした。
「聖なる光よ、我らに癒しを―――
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