第七千六百七十六話 来られるかは
[8]前話 [2]次話
第七千六百七十六話 来られるかは
イギリスは日本に申し訳なさそうに言いました。
「俺の上司の上司の人はな」
「難しいですが」
「何しろご高齢だからな」
「ご夫婦共にでしたね」
「九十五超えてるからな」
お二人共です。
「ご主人は公務全部引退されるしな」
「そして上司の上司の方も」
「だからな」
あまりにもご高齢だからというのです。
「悪いが即位の時は別の人になるかもな」
「そうですか」
「別の人に行ってもらってもな」
それでもと言うイギリスでした。
「悪く思わないでくれよ」
「とんでもない、お待ちしていますので」
「そう言ってくれて嬉しいぜ」
「では五月に」
「ああ、俺も行かせてもらうからな」
イギリス自身もというのです。
流石にご夫婦で九十五歳を超えておられると難しいかも知れないです、ご高齢でもご夫婦健在なのはめでたいことですが。
第七千六百七十六話 完
2019・4・1
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ