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ある晴れた日に
125部分:谷に走り山に走りその二十一
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た言葉ね」
 静華は正道の言葉を聞いていてこう思うのだった。その思ったことを実際に口に出して言ってもみせる。
「何でまたそう考えてるのよ」
「歌詞でな。考えてるんだよ」
「そうだったの」
「ああ。だからだよ」
 こう静華達に言葉を返すのだった。
「考えててな」
「で、私達それでいいの」
「何て言うか」
 静華と凛の言葉は自分達を自覚して少し後ろめたい感じになっていた。
「未晴に頼りきりで」
「助けられてばかりだけれど」
「それは竹林も同じだろ?」
 だが正道はこう彼女達に述べるのだった。

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