エリス健闘!叫べヴリトラ
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アンソニーを瀕死に追いやった鎖鉄球の連打を繰り出した。
普通ならばアンソニー同様エリスも重傷なはずなのだが
メルメルメーッ!
エリス「はぁはぁ… 」
ユニコーンの回復能力により何とか耐えていたのだった。
バーサーカー「しぶとい奴めぇ、次の一撃で処刑してやるぜぇ!! 」
ユニコーンの回復量にも限度があり、既に限界を越えているためこれ以上はもたない
エリス「(こ…これまでですか!?) 」
エリスが諦めかけたその時
ぽろっ!
一つの召喚リングがエリスのマジックバッグから落ちた瞬間
ゴオォッ!!
バーサーカー「な…何だぁ!? 」
周囲一帯がバーサーカーが怯むくらいの殺気に包まれた。
すると
?「バーサーカー、貴様、よくも私の主人を痛めつけてくれたな 」
何処からか声が聞こえた瞬間
バァンッ!!
リングから赤黒い皮膚をした大蛇が現れた。
エリス「う゛…ヴリトラさん 」
ヴリトラ「私の主人よ、ようやく私の出番のようだな 」
バーサーカー「う゛…ヴリトラだとぉ!? 」
ヴリトラ
悪魔族に属する闇属性のモンスター。念じるまで消えない黒い炎を出す
かつては強力な悪魔族として悪魔界でも名を知られていたが数年前から姿が見えなくなり亡くなったと思われていた。
実は数年前、森で強敵と戦い、辛勝したものの傷ついたところをエリスと遭遇し、悪魔族だと知らなかった彼女によって治療後、召喚獣となったのだった。
だが後に悪魔族だとエリスに知られたが彼女はヴリトラを見捨てず、エレナに見つからないよう秘密に扱われていた。ちなみに元の一人称は俺であるがエリスと会ってからは私になった。
バーサーカー「フンッ!確かにヴリトラは強かったかもしれないがそれも昔の話、今は俺が最強だぁーっ!! 」
ブォンブォンッ!!
鎖鉄球を振り回しながらヴリトラに迫るバーサーカー
ヴリトラ「お前が最強か、確かに今の私は昔より実力が落ちたであろう 」
ヴリトラがそう言うと
バーサーカー「!? 」
バーサーカーが何かに反応した。
それは…
ヴリトラ「昔の私ならばお前に気付かれることなく縛り上げただろうしな 」
ボオオォーッ!!
いつの間にか放たれたヴリトラの黒炎がバーサーカーを縛り上げていたからだ。
バーサーカー「こ…このっ!! 」
ヴリトラ「無駄だ。私の炎は私が命じぬ限り絶対に消えぬ。このまま燃やし尽くしてもよいのだが私の主人よ、そうはいかぬのだろう 」
ヴリトラがエリスに聞くと
エリス「えぇ…、ヴリトラさんの力を借りるのもいいですが私自身の手で決着をつけてみせます! 」
スッ!
そう言うエリスは構えると
エリス「二重召喚獣融合(ダブルビーストフュージョン)! 」
パアァッ!!
召喚獣二体で行う召喚獣融合を発動させた。
召喚獣融合
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